自衛隊前駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
自衛隊前駅(じえいたいまええき)は、札幌市南区澄川4条7丁目にある、札幌市営地下鉄南北線の駅。南の終点、真駒内駅のひとつ手前の駅である。駅番号はN15。
目次 |
[編集] 駅名の由来
[編集] 駅構造
南北線の郊外部分は地下ではなく高架線で、自衛隊前駅もその地上部にある。駅は南北に長く、東出口と西出口がある。高架下にあたる駅舎の一階が切符売り場と改札、二階が対面式2面2線のホームである。精進川と斜めに交差する位置にあり、ホームの南半分が川の上にかかっている。東側(南行)ホームの外側にシャッターで閉じられた階段があり、さっぽろ雪まつりの期間中はこれを降りたところに臨時改札口が設けられた。
精進川を挟んで南側の高架下には札幌市交通資料館が設けられ、バスや電車の廃車体やかつての制服・きっぷなど、市営交通の歴史を物語る資料が展示されている。
[編集] 利用状況
札幌市交通局によると、2004年度の一日平均乗車人員は4,178人で、南北線の駅の中では最も少なかった。
[編集] 駅周辺
西出口に面して平岸通が走る。通りをはさんで、第11師団司令部などが入る真駒内駐屯地がある。ここは2005年まで毎年2月のさっぽろ雪まつりの際には雪像が作られ、真駒内会場として開放されていた。駅の東側に小さな商店街がある。東と北西には住宅地が広がる。
[編集] 歴史
[編集] 備考
- 駅の南には南北線の車両基地である南車両基地がある。自衛隊前駅発着(麻生~自衛隊前)の電車が1日に何本かあるのは、このためである。
- 南北線の高架部分にある駅のうち、対向ホームとなっているのはここだけである。