自動警戒管制組織
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自動警戒管制組織(じどうけいかいかんせいそしき、Base Air Defense Ground Environment System)とは、航空自衛隊の防空指揮管制システムのことである。レーダー基地や早期警戒機、要撃機、地対空ミサイル基地のネットワークとなっている。略称をバッジシステム(Base Air Defense Ground Environment、BADGE System)と呼ぶ。
日本の領空防衛に関して根幹となるシステムである。地上のレーダー基地や早期警戒機・早期警戒管制機からの情報を総合し、領空侵犯に対してスクランブルなどを行う。
現在、海上自衛隊の(海上作戦部隊指揮管制支援システム(Maritime Operation Force System:MOFシステム)、陸上自衛隊のDICS(師団新通信システム)と統合して「統合戦術情報伝達システム」(Joint Tactical Information Distribution System:JTIDS)とすることが検討されている。
レーダー基地の機能が敵攻撃等により低下・停止した場合は可動式レーダーを有する航空自衛隊移動警戒隊及び早期警戒機、空中指揮機が出動し、防空網の穴を埋める。
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