聖剣伝説3
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聖剣伝説3 | |
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ジャンル | アクションRPG |
対応機種 | スーパーファミコン |
開発元 | スクウェア |
発売元 | スクウェア |
人数 | 1人~2人 |
メディア | 32Mbitロムカセット |
発売日 | 1995年9月30日 |
価格 | 11,400円(税別) |
売上本数 | 約80万本 |
『聖剣伝説3』(せいけんでんせつスリー)は1995年9月30日にスクウェアからスーパーファミコン用として発売されたゲームソフト。聖剣伝説シリーズ第3作。
目次 |
[編集] 概要
主人公の選択によって大きく3種類に分かれるストーリーが特徴。マナの力を用いた世界征服を狙う大国同士の争いと、暗躍する闇の勢力の争いに運命を翻弄される主人公たちの物語である。イラストレーションはアニメなどで有名な結城信輝。
前作『聖剣伝説2』で発見された致命的なバグも特になく、グラフィックもSFC最高水準のものだったが、敵味方とも一部の魔法・必殺技が回避不可能であるなど、アクション性が低くなったため評価は分かれる。当時のゲーム批評誌でも「あまりに中途半端なゲームシステム」と酷評された。ただ、キャラクター(特にリース)については、現在でもファンアートが多く見られるなど、高い人気を維持していることは確かである。次世代ハードでの移植が熱望されつづけている名作でもある。
[編集] システム
操作キャラクターが6人用意されており、ニューゲーム時に6人の中から主人公を1人、パーティメンバーを2人選択し、計3人の操作キャラクターで冒険を進めることになる。前作に引き続きリングコマンドシステムが採用されており、基本的システムは前作と大差はないが、今作品からクラスチェンジシステムが初登場する。
[編集] 戦闘
戦闘システムの基本的なフレームは前作をほぼ踏襲したものである。ただ必殺技の発動と魔法システムにマイナーチェンジが施されており、武器攻撃による必殺技は『敵に物理攻撃を当ててゲージをため、ゲージがたまると必殺技を発動させられる』ように変更された。すなわちレベルの高い必殺技を発動させるためには多く通常攻撃を当てる必要がある。
魔法システムも熟練度が廃止され、純粋に「知性」「精神」パラメータに能力依存するようになった。さらに魔法の詠唱にも詠唱時間が必要となり、この間にダメージを受けると詠唱がキャンセルされる。前作では可能だった攻撃魔法の重ねがけ(魔法発動中に素早くリングコマンドを出し、使用中の魔法を再び選択することで途切れることなく魔法を発動させられる)も不可能になったため、ダメージソースとしての能力が大幅に減退した。しかし発動しさえすれば確実にヒットするため、牽制には十分な役割を果たせる。
[編集] 成長
レベルアップ時に力、素早さ、体力、知性、精神、運の6つの能力値から1つを選択して成長させる。特定の能力値が一定以上になると魔法や特技を習得する。条件を満たした技が複数ある場合、特定の順序で選ばれた1つを習得する。尚、各能力値にはレベルやクラスごとに上限が設定されており、能力値を一定数以上に成長させるにはレベルアップは勿論、クラスチェンジする事も不可欠となる。
[編集] クラスチェンジ
物語途中に出てくる『マナストーン』を通じて主人公たちはクラスチェンジをすることができる。各キャラクターは初期状態でクラス1に設定されており、2回のクラスチェンジを経て最終的にクラス3になることができる。クラスチェンジをすることでより強力な必殺技を使えるようになり、新たな技や魔法を習得可能になる。下位のクラスで習得可能な技が、クラスチェンジによって習得できなくなることはない。
クラスは大きく光と闇に分かれている。基本的に光は光魔法および補助・回復系統に優れ、闇は闇魔法および攻撃に優れている。また、光クラスと闇クラスでは装備可能なアイテムも異なり、基本的に闇クラスの武器のほうが威力が高い(闇クラスが攻撃に優れている理由の1つである)。
1回目はクラス1から2へのクラスチェンジで、キャラクターがレベル18以上になると可能になる。ここで光クラスと闇クラスのどちらかを選択する。
2回目はクラス2から3へのクラスチェンジで、レベル38以上になることと、???の種を植えると手に入る特定のアイテムを使用することが条件となる。光と闇それぞれが2種類の中から選択する。(クラス2が光の場合、クラス3で闇クラスを選ぶことはできない。逆も同様)。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場キャラクター
[編集] 主人公
- デュラン
- 17歳。草原の王国フォルセナに住む傭兵。両親は亡く、今は妹と伯母との三人暮らし。父親はフォルセナの王リチャードの戦友であり、黄金の騎士と謳われたロキ。父や王に対して強い尊敬の念を持っている。武道大会に優勝し、王国一の剣士の座に輝いたが、その夜突如現れた紅蓮の魔導師に敗れ、プライドを粉々にされてしまう。彼を倒す力を求めて旅に出る。荒々しくも誇り高い少年剣士。
- 全キャラクター中最も力の値が高い典型的なパワーファイター。又、クラスチェンジすると補助・回復系の魔法も覚える。
- 光のクラスへチェンジすると回復魔法を修得し、攻撃と回復をこなす万能キャラクターになる。更に盾を装備する事が出来る様になり、接近戦での回避率も向上する。一方、闇のクラスへチェンジすると、セイバー系魔法と全体攻撃の必殺技を修得する攻撃特化のキャラクターになる。
- アンジェラ
- 19歳。魔法王国アルテナの王女。王家の娘でありながら全く魔法が使えない。それをコンプレックスに感じており、自分を見てくれない母への反発や寂しさも手伝っていつもいたずらをして城内を騒がせている。女王である母にマナストーンの力を開放するための生け贄になることを要求された時、感情の高まりによって秘められた魔力が暴走、城外へ転移することで難を逃れる。絶望の中、母に認められるだけの魔力を身につけるために旅立つ。わがままで子供っぽいところのある少女。
- 魔法攻撃を得意とするいわゆる黒魔術師タイプのキャラクターで、クラス1の時点で木・月を除く全属性の攻撃魔法を修得する事ができる。又、クラスチェンジによってより強力な上位の攻撃魔法も覚える。反面、力と体力の値はシャルロットと並んで全キャラクター中最も低く、接近戦には向かない。
- ケヴィン
- 15歳。獣人の国ビーストキングダムの王子(父が獣人王)。獣人の父と人間の母との間に生まれたハーフである。そのためか城に馴染めず、母を追い出した、という理由から父親との交流も殆どない。母がいなくなってからは、父である獣人王により、冷徹な殺人マシーンへと鍛え上げられていくが、仔狼のカールと出会うことにより、優しさや思いやりの心を知った。以降は森で親友のカールと遊ぶのが楽しみだったがある日突如カールが凶暴化、襲いかかってきた際、窮地に立たされ自らの獣人の本能を抑えられずに獣人化し、カールを手にかけてしまう。カールの凶暴化が獣人王の策略だと知り、怒りのあまりに襲い掛かるが返り討ちに逢ってしまう。その後カールの蘇生の方法を見つけるために旅立つ。人間の世界に出た事がないため、やや世間知らずで、喋りが流暢でない。
- 格闘技によって戦うパワーファイター。一撃の威力はデュランに劣るが、1回の攻撃が2ヒットするため、結果として与えるダメージはデュランより多くなる。又、体力が全キャラクター中最も高く、HPの成長が早い。更にケヴィンのみに備わっている特性として、シェイドの刻になると獣人化する。この状態では一撃当たりの攻撃力もデュランを上回る。全キャラクター中、最も直接攻撃能力が高いキャラクター。
- シャルロット
- 15歳。聖都ウェンデルの光の司祭の孫。自らが慕う神官ヒースが謎の光の調査に向かうことを知り密かに神殿を抜け出すが、目の前でヒースが死を喰らう男にさらわれてしまう。彼を助けるために旅をすることに。エルフの血が流れているため成長が遅く、外見は非常に幼い。また口調も呂律が回らず、ひらがなが多い。しかし、性格は大人びていて生意気。
- 回復魔法を得意とする、アンジェラとは対照的な白魔術師タイプのキャラクター。クラスチェンジ前から回復魔法を修得する唯一のキャラクターであり、シャルロットがパーティにいるか否かで冒険(特に序盤)の安全度がかなり変わってくる。又、クラスチェンジすると攻撃用の魔法や特技も修得する。アンジェラ同様接近戦は苦手。
- ホークアイ
- 17歳。ナバール盗賊団の一員。親友のイーグルと共に、養父であったフレイムカーンの異変に気づくが、美獣イザベラの策略によってイーグルを殺した犯人とされ投獄される。イーグルの仇を取るため、また呪いをかけられたイーグルの妹ジェシカを救うためナバールを後にする。言動共に軽い感じで軟派な印象を受けるが、誇り高い精神を持つ義賊。
- ケヴィン同様、一度のコマンド入力で2回の攻撃を繰り出す接近戦タイプのキャラクター。力と体力はそれ程高くないが、手数の多さと必殺技ゲージのチャージサイクルに優れ、一撃の威力の低さを充分に補っている。また、運の初期値が全キャラクター中最も高く、パーティにホークアイがいる場合、彼に宝箱を取らせるのがセオリー。
- クラスチェンジすると光のクラスはトラップ攻撃、闇のクラスは忍術と言った攻撃用の特技を覚え、遠近双方で攻撃できる器用なキャラクターになる。特にダメージを与えると同時に敵のパラメータも低下させる忍術は、アンジェラの攻撃魔法にも引けを取らない優秀な特技。尚、木・月系魔法の殆どは光クラスのホークアイしか修得しない。
- リース
- 16歳。風の王国ローラントの王女。槍の使い手で王国アマゾネス騎士団の団長を務める。ナバール盗賊団に国を滅ぼされ、国王だった父親は死亡、弟のエリオットもさらわれてしまう。国家再興と弟の救出のため旅立つ。真面目で礼儀正しい性格だが、真面目ゆえに頑固で融通が利かないところもある。
- デュランに次ぐ力とホークアイに次ぐ素早さを備えた、攻撃力、回避率共に優れた接近戦キャラクター。それ以外の能力値も低くなく、全キャラクター中最もバランスの取れた能力値を持つキャラクターである。
- クラスチェンジすると敵・味方の能力値に干渉する魔法を修得するのが特徴で、光のクラスにチェンジすると味方の能力を上昇させる魔法を、闇のクラスにチェンジすると敵の能力を低下させる魔法を覚える。
[編集] マナの聖域
- フェアリー
- マナの女神に仕える妖精。世界の危機に勇者を導くのが役目。今回は四度目の世界の危機。危機を光の司祭に伝えるために地上に現れた一人のフェアリーは、持てるマナの殆どを使い果たし、序盤において主人公にとりついて行動をともにする。
- マナの女神
- 黄金の杖を振るい世界を創造した女神。現在はマナの樹に姿を変え、杖は剣に姿を変えて根元に刺さっている。テイルズオブファンタジアやTOSに出てくるユクドラシルの樹の聖霊マーテルとは元ネタが同じだが、物語としては直接の繋がりはないので留意。
[編集] 草原の王国フォルセナ
- 英雄王リチャード
- 草原の王国フォルセナの王。ロキ、フェアリー(主人公たちといるのとは別個体)と共に竜帝と戦った。理の女王ヴァルダとは旧知の仲で、彼女が娘であるアンジェラを殺そうとしたと聞いて驚く場面もあった。
- ウェンディ
- デュランの妹。歳の割りにしっかり者。
- ステラ
- デュランの叔母。シモーヌの姉で、ウェンディとデュランの面倒を見ている。
- シモーヌ
- デュランとウェンディの母親。病弱で、ロキが竜帝退治に旅立って程なくして病死した。
- 黄金の騎士ロキ
- デュランの父。剣術大会でリチャード王子(当時)を破ったフォルセナ一の剣士。12年前、フェアリー、リチャードと共に竜帝と戦い、相討ちになった。
[編集] 魔法王国アルテナ
- 理の女王ヴァルダ
- 魔法王国アルテナの女王。アンジェラの母。極寒の地アルテナの気候を自らの魔力で温暖に保っている。魔法が全く使えない娘に関心が無く、マナストーンの封印を解く為にアンジェラを生け贄にしようとする。
- いつからかは定かではないが、紅蓮の魔導師によって心を操られ、娘を生贄にしようとしていた。操られる前は、魔法を全く使えないアンジェラのために、毎日マナの女神に祈っていたらしい。
- ホセ
- アルテナの魔術師に魔法を教える教育係。かつては大魔法使いだった。
- ヴィクター
- アンジェラの生活指導役を務める青年。
[編集] ビーストキングダム
- 獣人王
- ビーストキングダムの王で、ケヴィンの父親。人間に虐げられて鬱屈する獣人たちの精神状態を憂いて打倒人間をスローガンにビーストキングダムを建国する。マナを巡る争いにも興味を示さない、誇り高い人物。
- ケヴィンの憎しみを自分に向けるために。母親は幼いケヴィンを置いていなくなったと言っているが、本当は病による死別である。
- 本作中では獣人王で通している為に名前が不明だが、HOMにおいてガウザーという名前であることが判明した。
- ルガー
- ビーストキングダムの獣人中でも、特に優れた戦闘能力を誇る男で人間討伐隊隊長。獣人王の力に憧れ、獣人王に鍛えられながらも戦いを嫌うケヴィンに羨望と嫉妬を抱いている。
- カール
- 子オオカミ。ケヴィンの友達。死を喰らう男の力により、凶暴化してケヴィンに襲い掛かり、獣人化したケヴィンに倒される。カールの凶暴化が、自らの潜在能力を引き出すための獣人王の策略だったと知り、ケヴィンは獣人王と対立する事になった。
- 実は幻術により仮死状態にされていただけで、ケヴィンはそうとも知らずに土葬してしまっていたため、あやうく本当に死ぬ所を獣人王に掘り起こされ助けられた。
[編集] 聖都ウェンデル
- 光の司祭
- シャルロットの祖父。息子の死後、孫のシャルロットをエルフの村から引き取った。
- ヒース
- シャルロットと仲の良いウェンデルの神官。強力なホーリーボールの使い手。オープニングで死を喰らう男に連れ去られる。
[編集] 砂の要塞ナバール
- フレイムカーン
- 義賊の集団、砂漠の嵐ナバール盗賊団の首領。イザベラに操られている。
- イーグル
- フレイムカーンの息子。ホークアイの親友。父の豹変にイザベラの影を感じて探りを入れるが、イザベラに殺される。
- ジェシカ
- フレイムカーンの娘、イーグルの妹。イザベラに『死の首輪』をつけられている。マナ・ストーン解放の媒介にされかけたがホークアイ達に助けられる。
- ニキータ
- 商人の一族であるネコ族を飛び出して盗賊になった。ホークアイをアニキと慕う。ネコ族には遠い親戚のチキチータ、昔の恋人のジョセフィーヌがいる。
- ビル&ベン
- ナバール忍者軍のニンジャマスターの二人組。忍法『合』で合体し、文字通り一心同体になって戦う。美獣に操られている。
[編集] 風の王国ローラント
- ジョスター
- 山岳地帯にある風の王国ローラントの王にしてリースの父。目が見えないため勘が鋭い。ナバール盗賊団の襲撃により死亡。
- エリオット
- ローラントの王子。リースの弟。ナバール忍者軍にさらわれ、ドレイ商人に売られたのち、邪眼の伯爵に買われた。黒の貴公子の次の体に選ばれる。
- ライザ
- ローラントのアマゾネスの生き残り。リースに代わってアマゾネスの残党をまとめている。
[編集] 精霊
- ノーム
- 地を司る精霊。
- ウンディーネ
- 水を司る精霊。
- サラマンダー
- 火を司る精霊。
- ジン
- 風を司る精霊。
- ドリアード
- 木を司る精霊。
- ルナ
- 月を司る精霊。
- ウィル・オ・ウィスプ
- 光を司る精霊。
- シェイド
- 闇を司る精霊。
[編集] 敵キャラクター
- 紅蓮の魔導師ブライアン
- 紅蓮のマントに身を包んだアルテナ出身の魔術師。かつては魔法使いとしては落ちこぼれだったが、竜帝に命の半分を捧げた代償として理の女王をも凌ぐ強力な魔力を授かった。たった一人でフォルセナ城に侵入し、剣技大会で優勝したデュランを一蹴した。
- 黒耀の騎士
- 紅蓮の魔導師と共に竜帝に仕える黒い甲冑に身を包んだ騎士。凄まじい剣技の使い手。デュランには全く身に覚えが無いが、彼と浅からぬ因縁がある模様。
- その正体はデュランの父親『黄金の騎士ロキ』。かつて竜帝と相打ちになり死亡したが、紅蓮の魔道士の命の半分により復活した竜帝に魂を支配されてしまう。
- 竜帝
- ドラゴン族の帝王。12年前ドラゴン族をひきいて第二の世界大戦を引き起こした。フェアリーとロキの捨て身の攻撃で相討ちになり死亡したが、紅蓮の魔導師との取引により復活した。
- 死を喰らう男
- 道化師の格好をした、人の魂を喰らう妖魔。狡猾な性格だが言動は紳士的。獣人王に取り入り、ウェンデルへの進軍をそそのかす。
- 堕ちた聖者
- 死を喰らう男に攫われた神官ヒースが、仮面の道士により闇に染められてしまった姿。
- 仮面の道士ベルガー
- かつて光の司祭と共にウェンデルを統治していた闇の神官でヒースの父。優しい男で、不治の病に侵された少女を治す為に禁呪である『転生の秘法』を研究していたが、禁呪を解読した時には一足遅く、少女を助けることができず、さらに禁呪を研究した罪で聖都から追放された。禁呪の闇の呪いで顔は醜く歪み、その顔を隠す為に仮面を被っている。又、禁呪の闇の呪いによって精神さえも歪んでしまい、世界を死の世界に変えるために自らに『転生の秘法』を掛けて不死身の怪物と化した。
- 美獣イザベラ
- 黒の貴公子に忠誠を誓う、獣の姿をしている魔界の住人。絶世の美女に姿を変え、ナバールの頭目フレイムカーンを操り、ナバールを自らの手中に納めた。
- 邪眼の伯爵
- 赤い目と蒼白の肌が特徴的な魔界の住人。現世を魔界にするという黒の貴公子に同調して従っている。
- 黒の貴公子
- 魔界の王子。『光の城』と呼ばれる城を持つ国の王子として生まれたが、国を滅ぼす呪われた王子という預言により産まれた時から幽閉される。心が闇と絶望に染まった所を魔界の王に目をつけられ、後継者に選ばれ魔力を与えられ、国を滅ぼした。闇のマナストーンを魔界から召還していったん死亡した。苦い記憶のある体からエリオットの体へと移ろうと目論んでいる。
[編集] その他
- ボン・ボヤジ
- 大砲屋。大砲で主人公たちを飛ばし、遠くの場所に移動させることができる。『スーパーキャノンマーク2』『ハイパーデラックススペシャルキャノンV2』『大砲2ごう君』など大砲を適当に改名する。弟のボン・ジュール、従妹のメルシーなどにも大砲を送り付ける。
- 賢者ドン・ペリ
- 小人の種族・コロボックルの賢者。世界大戦のおり、リチャード王子に策を授けて勝利に導いた奇跡の戦術家。本来コロボックルは人間を嫌うが、世界の危機を感じ、主人公たちに協力する。
- リロイ
- 光の司祭の息子、シャルロットの父親。エルフのシェーラと恋仲になるが、エルフと人の交わりは寿命を短めると光の司祭に反対された為、エルフの村に駆け落ちした。
- シェーラ
- 妖精王の娘、シャルロットの母親。リロイと結婚してシャルロットを生んだが、人間との交わりによって寿命を縮め、リロイ同様早死にした。
- 妖精王
- エルフの国ディオールの王。彼もシャルロットの祖父に当たる。
- ブースカブー
- 火山島ブッカにいる巨大なカメのような生き物。ダークプリーストに崇められている。本来は人に心を許さないので近付くのは危険。
- フラミー
- マナの女神がつかわした「翼あるものの父」と呼ばれる山と空の守護精霊の子供。名前はリース(パーティにリースがいない場合はフェアリー)がつける。翼あるものの「父」だが、性別はメス(「ぼく」と呼びかけた際に怒りだしたことから判明)。
- 神獣
- かつて世界を危機に陥れた、闇の力から生まれた魔物。無の化身であり、本来は決まった姿を持たない。マナの女神が戦いの末8つに分けてマナストーンに封じた。
- ブラックラビ
- ドラゴンズホールに登場する最強のラビ。その名の通り圧倒的な闇の力を持っており、強さはラストボス以上である。なお、倒すと、まれにモーグリに変身できるモーグリバッジを落とす。
- なお、ゲームデータ上は他の二つのラストダンジョンにも登場するようにはなっているらしいが、何らかの手違いがあったのか、ブラックラビのいる場所には辿り着けない仕様となっている。
[編集] クラスチェンジデータ
- デュラン
- 基本クラス ファイター 必殺技:十文字斬り
- クラス2
- 光クラス ナイト 必殺技:3段斬り(単体) 回復魔法が使える 盾装備ができる
- 闇クラス グラディエーター 必殺技:旋風剣(全体) セイバー魔法を使える
- クラス3
- 光クラス パラディン 必殺技:閃光剣(全体) 光のセイバー魔法が使える
- 光クラス ロード 必殺技:魔法陣斬(単体) 回復魔法を多く覚える
- 闇クラス ソードマスター 必殺技:真空剣(全体) セイバー魔法を多く覚える
- 闇クラス デュエリスト 必殺技:大地噴出剣(全体) 闇のセイバー魔法が使える
- アンジェラ
- 基本クラス マジシャン 必殺技:ダブルアタック 6属性の攻撃魔法を覚える
- クラス2
- 光クラス ソーサレス 必殺技:ピンクタイフーン(単体) 上位の光魔法・四属性魔法を使える
- 闇クラス デルヴァー 必殺技:スターアタック(単体) 上位の闇魔法を使える
- クラス3
- 光クラス グランデヴィナ 必殺技:スパイラルロッド(単体) 覚えた攻撃魔法の範囲が広がる ダブルスペルが使える
- 光クラス アークメイジ 必殺技:ダンシングロッド(単体) 覚えた攻撃魔法の範囲が広がる レインボーダストが使える
- 闇クラス ルーンマスター 必殺技:10t(単体) 付加効果つき攻撃魔法を覚える 闇の攻撃魔法を多く覚える
- 闇クラス メイガス 必殺技:ホットショット(単体) 上位の四属性攻撃魔法を覚える エインシャントが使える
- ケヴィン
- 基本クラス グラップラー 必殺技:夢想阿修羅拳
- クラス2
- 光クラス モンク 必殺技:旋風脚(全体)/トルネードスロー(単体) 回復魔法を使える 秘孔を使える
- 闇クラス バシュカー 必殺技:真空水月斬(単体)/バスタードスラム(単体)
- クラス3
- 光クラス ゴッドハンド 必殺技:白虎衝撃破(全体)/スターダストボム(単体) オーラウェイヴが使える
- 光クラス ウォーリアモンク 必殺技:玄武百裂脚(単体)/ブローインパクト(単体) 回復魔法の範囲が広がる リーフセイバーが使える
- 闇クラス デルヴィッシュ 必殺技:朱雀飛天の舞(全体)/ベリィトゥバック(単体) ムーンセイバーを覚える
- 闇クラス デスハンド 必殺技:青龍殺陣拳(全体)/デッドクラッシュ(単体) エナジーボールを覚える
- シャルロット
- 基本クラス クレリック 必殺技:ぼかすか 回復魔法を覚える
- クラス2
- 光クラス プリーステス 必殺技:じゃんぷ(単体) 光系攻撃魔法が使える セイバー魔法を使える
- 闇クラス エンチャントレス 必殺技:だっしゅ(単体) 魔法生物召喚が可能
- クラス3
- 光クラス ビショップ 必殺技:はりせんちょっぷ(単体) ターンアンデットを使える 殆どの光属性魔法を使える
- 光クラス セージ 必殺技:どかーん(単体) セイバー魔法の範囲が広がる 光の攻撃魔法を多く覚える
- 闇クラス ネクロマンサー 必殺技:めちゃくちゃ(単体) 不死怪物の召喚が可能 闇の補助魔法を多く覚える
- 闇クラス イビルシャーマン 必殺技:でかでか(単体) 悪魔召喚が可能 デーモンブレスが使える
- ホークアイ
- 基本クラス シーフ 必殺技:背面斬り
- クラス2
- 光クラス レンジャー 必殺技:飛燕投(全体) 木・月の魔法を覚える トラップLv1を使える
- 闇クラス ニンジャ 必殺技:残影斬(単体) 手裏剣が使える 忍術が使える
- クラス3
- 光クラス ワンダラー 必殺技:バラの舞(単体) 殆どの木・月系魔法を憶える
- 光クラス ローグ 必殺技:千枚斬り(単体) トラップLv2を使える 強力な飛び道具が使える
- 闇クラス ニンジャマスター 必殺技:影潜り(単体) 手裏剣と忍術が全体に使える
- 闇クラス ナイトブレード 必殺技:分身斬(全体) ブレス攻撃と凶器攻撃が使える
- リース
- 基本クラス アマゾネス 必殺技:旋風槍
- クラス2
- 光クラス ワルキューレ 必殺技:真空波動槍(全体) 味方の能力を上昇させる魔法が使える
- 闇クラス ルーンメイデン 必殺技:飛天槍(全体) 敵の能力を下げる魔法が使える
- クラス3
- 光クラス ヴァナディース 必殺技:光弾槍(全体) フレイア召喚が可能
- 光クラス スターランサー 必殺技:流星衝(単体) 能力上昇魔法の範囲が広がる マルドゥーク召喚が可能
- 闇クラス ドラゴンマスター 必殺技:竜牙槍(単体) ヨルムンガンド召喚が可能
- 闇クラス フェンリルナイト 必殺技:百花乱舞(単体) 能力低下魔法の範囲が広がる ラミアンナーガ召喚が可能
クラス3の光闇各2種ずつを区別するため、ユーザーの間では、攻略本などの記載順を元に、「光光」「光闇」「闇光」「闇闇」という呼び方を使うことがある。
- 光クラス1 - 光光クラス
- 光クラス2 - 光闇クラス
- 闇クラス1 - 闇光クラス
- 闇クラス2 - 闇闇クラス
※クラス3の最強装備4種は、リストの上から下へ向かって強くなる法則がある。(光光の装備がもっとも弱く、闇闇クラスがもっとも強い)。ケヴィンのデルヴィッシュとデスハンドの装備性能については、この順序が逆になっており、デルヴィッシュの装備が強い。このことから、「デルヴィッシュが実際の闇闇クラスである」と言われることがある。これはロムカセットのデータに基づくもので、公式にはデスハンドが闇闇クラスとして紹介されている。
[編集] BGM
前作に引き続いて、作中のBGMは菊田裕樹が担当。『オリジナル・サウンド・ヴァージョン』と銘打たれた、3枚組・全60曲収録のサウンドトラックがポリスターより1995年8月25日に発売されている。
「変だけど格好いいモノを目指した」と氏が語った通り、あえて電子楽器をベースにせず、少ない同時発音数でも音が厚く聞こえるアコースティック楽器をベースにして作られている。SFCの厳しい環境制約下において電子音楽とトラッド・ミュージックスタイルの融合を実現させた意欲作として評価は高い。
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[編集] 参考文献
- 株式会社スクウェア監修、『聖剣伝説3 基礎知識編』、NTT出版、1995年
- 株式会社スクウェア監修、『聖剣伝説3 完全攻略編』、NTT出版、1995年
FF外伝(新約) - 聖剣伝説2 - 聖剣伝説3 - 聖剣伝説4
LEGEND OF MANA - CHILDREN of MANA - HEROES of MANA - FRIENDS of MANA
漫画: PRINCESS of MANA