終の館 ~罪と罰~
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『終の館 ~罪と罰~』(ついのやかた つみとばつ)はCIRCUS FETISHブランドでCIRCUSから2004年4月30日発売のWin98/Me/Windows2000/XP対応18禁パソコンゲーム。そのだまさき原画、ちのちもちシナリオの「エロい切ないフェティッシュノベル」にして、希望小売価格税抜き1000円で発売された終の館シリーズの第三作目である。
[編集] あらすじ
欧州のサド文学に強い影響を受けた小説家克比古は伯父の別荘である洋館に訪れ、住み込む。 館の管理人である美しい未亡人水蓮はメイドとして彼の身の回りの世話をするようになる。そんなある日、克比古は自虐的な自慰に耽る水蓮を目にする。それは求めてやまぬマゾヒストな女性像であった。それに感化され水蓮をモデルに執筆を始めるが、行き詰まりをむかえてしまう。苦悩する克比古の前へ水蓮の元夫を名乗る幽霊が現れ、水蓮との卑しく淫らな行為を語っていく。そして克比古は彼の語る水蓮の過去を描いていく。
[編集] 登場人物
- 克比古:主人公。小説家。
- 馴実 水蓮(なれみ すいれん)(声:本山美奈):森家の管理する洋館に住み込みの管理人として働く未亡人。夫の生前は夫婦でSM行為に浸っていた。
- 馴実 晃次:主人公の小説の愛読者にして、SM愛好家。克比古の前に幽霊で現れ水蓮との過去を語る。
- 桜実(ゆうみ)(声:草柳順子):時折克比古の前に現われるメイド。
[編集] 関連書籍
- 終の館 第2章 (サーカス/原作 橘卯月/著、パラダイム ISBN 4-89490-742-9) - ノベライズ版