細川澄之
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細川 澄之（ほそかわ すみゆき、延徳元年（1489年） - 永正4年8月1日（1507年9月7日））は、室町時代の武将である。関白九条政基の末子、養父は管領細川政元。幼名、聡明丸。母は武者小路隆光の娘で母方の従兄弟には室町幕府11代将軍足利義澄がいる。
1493年の明応の政変で将軍廃立を行い幕府の実質的権力を掌握した細川政元には実子が無く、1491年(享徳3)に澄之を家督継承者として養子に迎えられたが、後に政元に廃嫡されて、1503年には細川義春の子細川澄元を養子に迎えて後継者とする。1507年(永正4)6月、澄之の家臣の香西元長や薬師寺長忠らが政元を暗殺する永正の政変が起こり、澄元らも駆逐される。澄之は自ら政元の葬儀を催して11代将軍足利義澄から政元の後継者と認められたが、政元の養子の細川政賢・細川高国、細川尚春らに攻められて、香西元長らとともに滅亡、享年19。
