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第2高射特科団(だいにこうしゃとっかだん)は陸上自衛隊の団のひとつ。西部方面隊隷下にあり、九州全般の防空の任にあたる。なお、国内では長距離射撃場がないために実射訓練ができず、毎年アメリカのニューメキシコ州マックグレゴア射撃場などで実弾射撃訓練を行っている。
[編集] 沿革
- 1971年(昭和46年):飯塚駐屯地に第3高射特科群が新編。九州で初となる地対空誘導弾改良ホーク装備部隊である。
- 1973年(昭和48年):第2高射特科団本部付隊が創設される
- 2003年(平成15年):遠賀川集中豪雨災害に災害派遣で出動する。
[編集] 編制
飯塚駐屯地(福岡県飯塚市)
竹松駐屯地(長崎県大村市)
[編集] 特科団長
歴代の特科団長
代数 |
氏名 |
在任期間 |
出身校・期 |
前職 |
後職 |
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遠山久人 |
1984.7 - 1986.3 |
防大1期 |
陸上幕僚監部調査部調査第2課長 |
東北方面総監部幕僚長 |
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佐野晃 |
1997 - 2000 |
防大13期 |
陸上幕僚監部調査課長 |
東北補給処長 |
|
加賀谷貞司 |
- 2004.8.29 |
防大16期 |
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幹部学校副校長 |
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平野治征 |
2004.8.30 - |
防大21期 |
情報本部計画部長 |
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[編集] 外部リンク