神奈川県第16区
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神奈川県第16区(かながわけんだい16く)は、日本の衆議院における小選挙区。
現在の選挙区は平成6年(1994年)の公職選挙法改正で設置。2002年の公職選挙法改正による区割りの変更で相模原市の一部地域が神奈川県第14区から編入され、2003年の第43回衆議院議員総選挙から適用されている。
中選挙区制時代より自由民主党が強い地域であり、旧神奈川県第5区時代には亀井善之・河野洋平が覇権を競っていた。小選挙区制になってからは、選挙区内の伊勢原市に本拠を置く亀井善之が当選し続けてきた。しかし、2006年5月12日に亀井善之が死去したため、これに伴う補欠選挙が10月22日に行われ、亀井善之の長男で元秘書の亀井善太郎が当選した。
[編集] 区域
- 第43回衆議院議員総選挙(2003年)から
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- 相模原市のうち、麻溝・新磯・相模台・相武台出張所管内と旧津久井町・旧相模湖町
- 厚木市
- 伊勢原市
- 愛甲郡(愛川町・清川村)
- 津久井郡(城山町・藤野町)
神奈川県第17区と並び、県内でも人口密度が低い地域が割り当てられており、選挙区が広い。小田急線や東名道が厚木市・伊勢原市を通る一方、北西部の旧相模湖町・藤野町では中央本線や中央道が通るなど、地域の統一性がない。更に、区割りの変更によりベッドタウンである小田急相模原駅の西側一帯が加わった。これにより飛び地はないものの、より一層まとまりのない選挙区になってしまった。
[編集] 議員
[編集] 選挙結果
当落 | 得票数 | 候補者 | 党派 | 経歴 |
---|---|---|---|---|
当 | 109,464 | 亀井善太郎 | 自由民主党 | 新 |
80,450 | 後藤祐一 | 民主党 | 新 | |
9,862 | 笠木隆 | 日本共産党 | 新 |
当落 | 得票数 | 候補者 | 党派 | 経歴 |
---|---|---|---|---|
当 | 159,268 | 亀井善之 | 自由民主党(比例重複) | 前 |
87,991 | 長田英知 | 民主党(比例重複) | 新 | |
21,504 | 檜山千里 | 日本共産党 | 新 |