石川県道35号能都内浦線
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石川県道35号能都内浦線(いしかわけんどう35ごうのとうちうらせん)とは、石川県鳳珠郡能登町の宇出津と松波を結ぶ主要地方道(石川県道)である。
- 起点:石川県鳳珠郡能登町宇出津新(=県道6号交点)
- 終点:石川県鳳珠郡能登町松波(=国道249号交点)
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[編集] 概要
能登半島は基本的に海沿いの外周を国道249号が一周するような形となっているが、半島の複雑な起伏から国道はところどころ山間部へ入る。この県道35号が海沿いを舐めるように繋ぐ地区もそうした国道が山中へ入る区間を補う道路であり、起点脇の宇出津漁港はもとより、沿線の姫漁港は太古の昔から利用されてきた天然の良港で、イルカの骨が出土した事などで知られる縄文・真脇遺跡の地でもある。また隣の小木漁港は遠洋イカ釣り漁船の母港としても著名である。が、海上交通が発達した反動も加わるのか全般に道路整備は遅れており、特に姫と小木の間を結ぶ長いトンネルは、姫側2/3の区間が普通乗用車1台分の幅しかなく(小木側から進むと内部でトンネル断面が一回り小さくなる)、入り口で対向車を発見した場合はトンネルに入らずに出てくるまで停車して待機するのが当たり前であった。近年になってようやく全区間の半分以上にセンターラインが、また要所要所に歩道が整備されたものの、まだまだ主要地方道と名乗るにはいささかお粗末な状況である。
[編集] 通過市町村
[編集] 主な接続道路
- 国道249号(能登町)
- 石川県道6号宇出津町野線(能登町)