石川県立歴史博物館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石川県立歴史博物館(いしかわけんりつれきしはくぶつかん)は、石川県金沢市出羽町に所在する、おもに石川県の歴史を扱う博物館である。
常設展の他に、通常年間に特別展3回と企画展3回が開かれる。
1968年金沢市広坂2丁目で、旧制第四高等学校の旧校舎を用いて、石川県立郷土資料館として開館したのが始まり。収蔵品で手狭になったため、先に移転していた金沢美術工芸大学の建物を、金沢市から譲り受け、1986年に開館した。
目次 |
[編集] 建物
館の建物は明治末から大正初期にかけて建てられた金澤陸軍兵器支廠の兵器庫3棟であり類例の少ない建物で1990年(平成2年)国の重要文化財に指定された。1998年(平成10年)旧建設省の50周年を記念した公共建築100選の一つに選ばれた。
[編集] 他館との交流
[編集] 国立全州博物館 (韓国)
韓国の国立全州博物館とは、同館の開館直後である1991年から姉妹館提携を結び展示資料の貸し借りや、職員の相互派遣等を行っている。2001年には同館で提携10周年を記念した「韓日古代人の土と暮らし」展が行われ2006年には石川県立歴史博物館で提携15周年を記念した「全羅北道の歴史と文化」展が行われる。
[編集] 群馬県立歴史博物館
群馬県立歴史博物館とは、2005年に資料の貸し借りを行い同館で「加賀百万石の武装と美術」展を行い同時に石川県立歴史博物館では「群馬の埴輪と古墳文化」展が行われた。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 日本の博物館 | 重要文化財 | 石川県の建築物・観光名所 | 金沢市