畑山茂雄
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畑山茂雄(はたけやま しげお、1977年3月9日 - )は、日本の陸上競技選手。専門は円盤投げ。青森県立黒石高等学校、日本体育大学卒業。青森県出身。
日体大卒業後ゼンリンに入社。2000年、日本選手権で優勝。以後、破竹の勢いで勝ち続け、2004年、日本選手権5連覇の偉業を達成した。2006年の日本選手権では7連覇がかかっていたが、新進気鋭の若手・小林志郎に僅差で破れ、連勝記録はストップした。現在、日本歴代3位の記録を保持している。十種競技でもハイレベルな記録をマークするポテンシャルを秘めている。前砲丸投げ日本記録保持者の野口安忠とは、合同合宿を組むほどの親しい仲。
所属のゼンリンは、合理化の一環で陸上部の規模を段階的に縮小してきた。そのため、現在では所属選手が畑山一人になっている。
東海大学で活躍した畑山紘輔は実弟。紘輔は郷里の高校で体育教師をしているが、国体などで青森県代表として活躍している。茂雄は神奈川県代表として出場するため、兄弟で入賞することもしばしばで、毎回話題になる。