界王拳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
界王拳(かいおうけん)とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場する架空の必殺技。主人公の孫悟空がベジータ戦に先立って界王から教わった技である。
使用すると、界王拳の倍数と同じだけ戦闘力が何倍にも上昇するが、あまりにも強力な界王拳を使用すると体への負担が大きく長続きしない。
べジータ戦では3倍界王拳を披露し、4倍界王拳かめはめ波でべジータのギャリック砲に勝ったが、4倍界王拳を使えたのはほんの一瞬だけで使用後はまともに動けなくなっていた。
フリーザ戦では20倍界王拳を使用して戦ったが、それでもフリーザには敵わなかった。
大全集では戦闘力8000レベルでも2倍、300万レベルでも10倍が限度であるとされる。
しかしスーパーサイヤ人になれるようになってからは、ほとんど使用されなくなった。
通常、スーパーサイヤ人状態では界王拳は使用できないが、あの世の天下一武道会ではスーパー界王拳という名で使用していた。これは恐らく、孫悟空が体力消耗によりこの世でスーパーサイヤ人3を長時間維持できなかったのと同じで、界王拳は膨大なエネルギーを消費する為、あの世以外ではスーパーサイヤ人状態で更に界王拳を使用しようとしてもできなかったものと思われる。(あの世は体力が無限なのでスーパーサイヤ人3にも長時間の変身が可能だった)