男女共同参画社会
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男女共同参画社会(だんじょきょうどうさんかくしゃかい)とは、「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」のこと。そしてこの理念を実現するために「男女共同参画社会基本法」が制定され、1999年(平成11年)6月23日に公布・施行された。 「男女共同参画」は英語で公式に"gender equality"と表記する。
男女参画基本法第14条に従い、地方自治体においても男女参画社会の推進を目的とした条例の策定が行われている。
その実現のためと称される政府や自治体の政策内容や運用形態については賛否両論があり、反対する立場からは専業主婦優遇を廃止し、就労を望まない女性を働かせようとしているという批判、女性は子供が小さいうちは子育てに専念するべきという立場からの批判がある。
[編集] 関連書籍
- 内閣府男女共同参画局編『逐条解説 男女共同参画社会基本法』ぎょうせい (2004/02)ISBN 4324073449
- 山下悦子著『女を幸せにしない「男女共同参画社会」』洋泉社 (2006/07)ISBN 4862480527
[編集] 関連項目
- 男女同権
- 世界女性会議
- 国際女性デー
- ウーマンリブ
- ウーマンリブ運動
- 女性参政権
- 女性政治家
- 現職女性政治家の一覧
- 著名な女性政治家一覧
- 男女雇用機会均等法
- 積極的差別是正措置
- 女性学
- キャリアウーマン
- ジェンダー
- ジェンダーフリー
- アンドレア・ドウォーキン
- 上野千鶴子
- 大沢真理
[編集] 外部リンク
- 内閣府男女共同参画局
- 男女共同参画白書 - 男女共同参画の現状と施策 - 平成18年版 (PDF) / 平成17年版 (HTML)
- 荒川区男女共同参画社会懇談会報告書
- 国際ジェンダー学会
- ジェンダー法学会
- 男女共同参画社会に関する世論調査
- 林道義のホームページ