甲斐克則

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甲斐 克則（かい かつのり、1954年10月 - ）は、日本の刑法学者。早稲田大学大学院法務研究科（法科大学院）教授。大分県大野郡朝地町（現・豊後大野市）出身。

九州大学法学部助手、海上保安大学校講師、同助教授、広島大学法学部助教授、同教授を経て2004年度より現職。

主な研究テーマは刑事違法論の本質と刑事責任の本質を探求しつつ、交通事故・火災事故・医療事故等の刑事過失論、安楽死・尊厳死・臓器移植・生殖医療等の医事刑法でそれを実証すること。最近は、刑事司法制度の研究も始めている。

[編集] 学歴

• 1977年 - 九州大学法学部卒業
• 1979年 - 九州大学大学院法学研究科修士課程民刑事法学専攻 修了
• 1982年 - 九州大学大学院法学研究科博士後期課程民刑事法学専攻 単位修得退学

[編集] 著書・論文

• 尊厳死と刑法［医事刑法研究第2巻］（成文堂）
• 安楽死と刑法［医事刑法研究第1巻］（成文堂）
• 海上交通犯罪の研究［海事刑法研究第1巻］（成文堂）
• アルトゥール・カウフマン『責任原理』（九州大学出版会）