犬山藩
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犬山藩（いぬやまはん）は、尾張国に存在した藩（ただし、藩と正式に認められて立藩したのは1868年の新政府の計らいによるものであり、江戸幕府の幕藩体制のもとでは、藩として認められていなかった）。
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[編集] 概要
尾張藩は徳川家康の四男・松平忠吉が関ヶ原の戦い後、52万石で入ったとき、その付家老である小笠原吉次が犬山に所領を与えられたのが始まりである。後に吉次は下総国佐倉藩へ移封された。
1607年、尾張藩では忠吉が嗣子無くして病死し、その後を家康の九男・徳川義直が継いだ。このとき、義直の後見人として平岩親吉が犬山10万石に入った。1611年、親吉は嗣子無くして病死し、その遺言によって所領は尾張藩に吸収されることとなった。
その後、成瀬正成が尾張藩の付家老として入り、9代にわたって犬山を支配した。犬山城は吉次の治世で城下町と城が整備され、最古の天守を持つ城として国宝とされている。
[編集] 歴代藩主
[編集] 小笠原家
[編集] 平岩家
（譜代）10万石
- 平岩親吉（平岩親重の子）
[編集] 成瀬家
（譜代）
