河辺町
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2005年1月11日、秋田市に編入合併された。河辺町のあった地域の新地名は秋田市河辺となった。
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[編集] 町勢
- 人口10,603人(平成15年10月15日現在)
- 面積301.06平方キロメートル
[編集] 町のシンボル
- 町のキャッチフレーズは『せせらぎの町』
- 町の花はワサビ。
- 町の木はミズナラ。
- 町の鳥はキセキレイ。
- 町の唄はダ・カーポの『せせらぎの町へ』
[編集] 地理
河辺町は、岩見川とその支流の流域を主な範囲とし、町の北東部は、山岳地帯となっている。町は大きく2つの核を持ち、鉄道や国道13号、町役場など町の機能が集中する南西部、岩見川の支流が集まり、岩見三内支所や町内の主要な道路があつまる旧岩見三内村周辺の2つの地区に集中する。また、岩見川沿いに集落が点在する。
- 山: 白子森、大石岳、太平岳
- 河川: 岩見川、神内川
- 湖沼: 岩見ダム
[編集] 歴史
- 1889年(明治22年)
- 岩見村と三内村が合併し、岩見三内村が誕生。
- 和田村、諸井村、高岡村、赤平村、神内村、大張野村、大沢村が合併し、和田村が誕生。
- 野田高屋村、北野田高屋村、畑谷村、豊成村、松渕村が合併し、豊島村が誕生。
- 1935年(昭和10年)、和田村から、和田町となる。
- 1955年(昭和30年)3月31日、豊島村、和田町、岩見三内村が合併して河辺町となる。
- 2004年(平成16年)11月14日、当時の町長が急逝。公職選挙法の規定により町長選挙を実施しなければならなかったが、選出された新町長の任期が1,2週間程度(秋田市への編入のために失職するため)となるため、罰則規定がないことを理由に町長選挙を実施せず、当時の助役が合併まで職務代理者を務めることになった。
- 2005年(平成17年)1月11日、秋田市に編入され消滅した。
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
地域内にジャンクションがあり、秋田自動車道と日本海東北自動車道を接続する。市南東部で国道13号に接続する秋田南ICが、最寄りのインターチェンジとなる。日本海東北自動車道が由利郡岩城町まで開通しているため、河辺地区から秋田空港ICを利用する場合、秋田市街を経由しないで日本海沿岸に移動するために便が良い。
[編集] 空港
秋田空港に比較的近い。高速道路の秋田空港ICも河辺地区にある。