水本裕貴
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水本裕貴(みずもと ひろき、1985年9月12日 - )は、三重県出身のサッカー選手である。ポジションはディフェンダーで、センターバック(CB)、サイドバック(SB)をつとめる。現在、Jリーグ・ジェフ千葉に所属している。
三重高校(松阪市)在学中に、県予選を突破して高校総体に出場。また、県選抜メンバーとして高知国体にも出場し、U-18日本代表にも選出された。
高校卒業時には複数のクラブからオファーがあったが、「オシム監督の指導を受けたい」としてジェフ市原(当時)に入団。クラブではレギュラー定着をねらっている立場だが、各年代別の代表チームではセンターバック、あるいはサイドバックとして欠かせない選手になっている。
2006年、背番号が「27」から「4」にかわり、クラブからのさらに大きな期待を背負うことになった。
日本代表の新監督に就任したオシムのもとで日本代表メンバーに初選出され、2006年10月4日、ガーナ戦で初出場を果たした。
目次 |
[編集] プレイスタイル
- 身体能力の高さとフィジカルを生かした1対1での強さ、とくに、スピードのあるドリブラーへの対応には定評がある。
- 所属クラブや代表チームが3バックの守備をとる場合は、左ストッパーを任されることが多い。また、4バックでの左サイドバックもこなすなど、戦術的な柔軟性をもっている。
- プロ1年目から公式戦に出場。浦和レッズ戦でのエメルソンには得点機会を与えず、また親善試合のレアル・マドリード戦ではマークについたフィーゴを抑えきった。
- ただ、スライディングに行くべきか、マークを受け渡すべきかという状況判断には、まだ向上の余地がある。また、ボール奪取後の攻撃参加にはさらなる積極性が求められる。
- 2005年シーズンは、ワールドユース期間中にDF結城耕造の台頭があり、その後、先発メンバーから外れる機会が多かった。その後も結城とのポジション争いは続いている。
[編集] 所属クラブ
[編集] 戦歴
[編集] Jリーグ通算成績
年度 | チーム | リーグ | 背番号 | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | |||||
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J・J1 | J2 | ||||||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
2004年 | 市原 | J1 | 27 | 5 | 0 | - | 1 | 0 | 1 | 0 | |
2005年 | 千葉 | J1 | 27 | 15 | 0 | - | 1 | 0 | 2 | 0 | |
2006年 | 千葉 | J1 | 4 | - | |||||||
通算 | 20 | 0 | - | 2 | 0 | 3 | 0 |
[編集] 日本代表
[編集] 備考
- 同じ年にジェフに入団し、同じくユース代表に選ばれた水野晃樹とともに、名前が「水」つながりということで、テレビなどでは「ジェフのウォーターボーイズ」と紹介されることがある。
- 日本福祉大学福祉経営学部(愛知県美浜町)に入学。同大学の通信教育部の制度によるもので、大学生とプロ選手の両立をめざす。
ジェフユナイテッド市原・千葉 - 2007 |
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1 立石智紀 | 2 坂本將貴 | 3 斎藤大輔 | 4 水本裕貴 | 5 ストヤノフ | 6 阿部勇樹 | 7 佐藤勇人 | 8 水野晃樹 | 14 田中淳也 | 15 中島浩司 | 16 山岸智 | 17 櫛野亮 | 18 巻誠一郎 | 19 伊藤淳嗣 | 20 工藤浩平 | 21 中牧大輔 | 22 羽生直剛 | 23 楽山孝志 | 24 結城耕造 | 25 加藤韻 | 27 熊谷智哉 | 28 堀川恭平 | 29 青木孝太 | 30 岡本昌弘 | 31 市原充喜 | 34 中原浩介 | 36 竹田忠嗣 | 39 松本憲 | 40 黒河貴矢 | 監督 アマル・オシム | クラブ | 編集 |
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