木曽山脈
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木曽山脈(きそさんみゃく)は、本州の中央部を岐阜県、長野県に跨って南北に連なる山脈。中央アルプスと呼ばれることもある。飛騨山脈、赤石山脈と共に日本アルプスと呼ばれる。
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[編集] 特徴
木曽山脈は飛騨山脈、赤石山脈とは違い、3000m級の山がなく、山列も単純な一列で、東西の厚みがない。その意味では飛騨山脈・赤石山脈に比べて山脈の規模は大きく劣る。しかし、木曽駒ヶ岳の千畳敷カールや擂鉢窪カールなどの圏谷に広がる高山植物のお花畑は、日本有数の大規模といわれる。最高峰は駒ヶ岳(木曽駒ヶ岳)の2956mである。飛騨山脈・赤石山脈と同様、海抜1500-1600m前後までが山地帯(落葉広葉樹林)、1500-1600mから2500m前後までが亜高山帯針葉樹林、それ以上がハイマツ林・高山植生となっている。
駒ヶ岳は長野県歌「信濃の国」の歌詞の中にもある。
[編集] 主な山岳
- 経ヶ岳2296m
- 将棊頭山2730m
- 木曽駒ヶ岳2956m
- 宝剣岳2931m
- 空木岳2863m
- 南駒ヶ岳2842m
- 越百山2613m
- 安平路山2363m
- 摺古木山2169m
- 恵那山2190m
- 南木曽岳1677m