木下直之
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木下直之(きのした なおゆき;1954年 - )は、東京大学教授(正式には、大学院人文社会系研究科・文学部・文化資源学研究専攻)。専門は、博物館学、日本美術史、写真史関連。
静岡県浜松市出身。東京藝術大学大学院で芸術学を専攻する(中退)。助教授になる前は、兵庫県立近代美術館の学芸員も務めていた。
著書『美術という見世物――油絵茶屋の時代』(平凡社)は、サントリー文化財団のサントリー学芸賞(1993年度 芸術・文学部門)を受賞している(当時は、兵庫県立近代美術館の学芸員であった)。
写真に関しても造詣が深い。
[編集] 主著
- 日本の写真家・全40巻・別巻1/飯沢耕太郎・長野重一との共編/岩波書店
- 講座日本美術史・全6巻/佐藤康宏・板倉聖哲・長岡龍作・玉蟲敏子との共編/東京大学出版会