有頂天 (バンド)
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有頂天（うちょうてん）はかつて存在した日本のバンドである。ナゴムレコードの主宰者であるケラがボーカルをつとめていた。1980年代におこったインディーズブームの頃、ウィラード、ラフィンノーズと共に、インディーズ御三家と呼ばれたバンドのひとつである。
「ヘンな音楽の殿堂」と名乗り、テクノポップやニューウェイブに影響を受けた楽曲を発表した
バンド結成は1982年。結成当時は楽曲もステージングにもコミカルな要素が多かった、その後メンバーチェンジにより音楽性にも大きく変化があるが人気がなかなか得られず、1984年11月には目黒鹿鳴館にて観客動員0を記録、ステージングもコントから徐々に演劇的な要素が多くなる、第4期メンバーの時に演劇的要素を廃し、よりポップに変化して行くと同時期にNHKで放送された「TV-TV インディーズの襲来」に出演、1985年にリリースしたチューリップの『心の旅』のカバーがヒット。インディーズ盤ながらオリコンのチャートにランクインするなど一気に人気が上昇し、「新しいサザンオールスターズ」と呼ばれたことも。その後はナゴムレコードの他のアーチストとともにインディーズシーンを盛り上げていった。1986年にキャニオンレコードからメジャーデビュー、その後インディーズシーンに戻ったが、1990年再び東芝EMIからアルバムをリリース1991年に解散した。
目次 |
[編集] メンバー
[編集] 第一期有頂天
（1982年4月 - 1982年9月）
[編集] 第二期有頂天
（1982年9月 - 1984年5月）
- ケラ Vo.
- トシ G.
- タボ G.
- チャチャマル B.
- エリコ Key.
- ジン Dr.
[編集] 第三期有頂天
（1984年7月 - 1985年5月）
- ケラ Vo.
- トシ G.
- タボ G.
- エリコ Key.
- ジン Dr.
- クボブリュ B.
[編集] 第四期有頂天
（1985年6月 - 1986年2月）
- ケラ Vo.
- ジン Dr.
- クボブリュ B.
- ハッカイ G.
- コウ未曾有 G.
- チャリティー Key.
[編集] 第四&五期有頂天
（1986年2月 - 1988年2月）
- ケラ Vo.
- ジン Dr.
- クボブリュ B.
- ハッカイ G.
- コウ G.
- ミュー Key.
[編集] 有頂天
（1988年3月 - 1989年5月） [この時期以降第○期という区別がなくなる]
- ケラ Vo.
- ジン Dr.
- クボブリュ B.
- ハッカイ G.
- コウ G.
- シウ Key.
[編集] 有頂天
（1989年5月 - 1991年9月）
- ケラ Vo.
- ジン Dr.
- クボブリュ B.
- コウ G.
- シウ Key.
[編集] 作品
（ベスト盤・ファンクラブ特典等は除く）
[編集] シングル
- 「1st.」1983年04月(ソノシート) ナゴムレコード
- 「心の旅」1985年12月 キャプテンレコード
- 「ベジタブル」1986年03月 ナゴムレコード
- 「BYE-BYE」1986年09月 キャニオンレコード
- 「べにくじら」1986年12月 キャニオンレコード（関西テレビ・フジテレビ系上海紅鯨団が行く主題歌）
- 「テントの外のふたつの革命」1987年05月 キャニオンレコード
- 「オードリー・ヘプバーン泥棒」1990年10月 東芝EMI（日糧製パン「チーズ蒸しパン」CMソング）
[編集] アルバム
- 「土俵王子」1983年11月 ナゴムレコード
- 「BECAUSE」1986年05月(カセットブック) キャプテンレコード
- 「ピース」1986年09月 キャニオンレコード
- 「AISSLE」1987年06月 キャニオンレコード
- 「SEARCH FOR 1/3 BOIL」1988年6月（ライブ盤） ポニーキャニオン
- 「GAN」1988年11月 P.C.Mレコード
- 「SEARCH FOR 1/3 STOP ! HAND IN HAND」1989年10月（CD他入りBOX） P.C.Mレコード
- 「カラフルメリィが降った街」1990年4月 東芝EMI
- 「でっかち」1990年11月 東芝EMI
- 「SEARCH FOR 1/3 FIN」1991年12月（ライブ盤） 東芝EMI
[編集] ビデオ
（オムニバス参加作品は除く）
- 「第二期有頂天最終演奏会」1984年5月 ナゴムレコード
- 「ベジタリズム」1986年6月 ナゴムレコード
- 「有頂天を殺せ」1988年 JICC
- 「壷をめぐる冒険」1989年10月（上記BOX同梱作品） P.C.Mレコード
- 「カラフルメリィが降った日」1990年 東芝EMI
- 「でっかち」1991年 東芝EMI
- 「有頂天の大脱走」1998年5月 シリーウォーク
- 「VIDEO BECAUSE」1998年11月 シリーウォーク
