有史(ゆうし)とは、文字が成立し、文献資料で検証可能な時代を指す。有史以前は、文献資料がないため、自然科学の手法で検証せざるを得ない。
日本が有史に入るのは、概ね漢字が普及した6世紀と考えるべきであろう。それ以前は、既に有史に入っていた中国人や古代朝鮮人が日本人を観察した文献資料によらなくては、人文科学の手法では史実を検証することは出来ない。
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