月寒ターミナル
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月寒ターミナル(つきさむ-)は、北海道札幌市豊平区にあった、かつて北海道中央バスが設置・所有していたバスターミナルである。現在の停留所名は「月寒東1条19丁目」。
[編集] 概要
ターミナル設備自体は現存しており、国道36号を挟んで西側にバス転回場、東側に札幌第一観光バスの車庫と中央バスガイドセンターがある。福住駅・札幌都心部方面の停留所は、転回場上にあるため、全便が転回場に足を踏み入れる。
かつては多くの路線の終点として機能していたが、現在この停留所を始終発とする系統は(真104)の平日1往復のみである。
[編集] 沿革
- 1963年6月21日 札幌第三営業所(現在の平岡営業所)として開設。
- 1965年10月21日 札幌南営業所と改称。
- 1969年7月28日 札幌南営業所を新築移転し、平岡営業所(日航連絡バス、貸切バス担当)に改称。南営業所の建物、敷地を月寒中央通10丁目にあった月寒営業所に継承し、市内線担当営業所となる。
- 1971年9月1日 平岡営業所を路線担当、月寒営業所を貸切・定期観光路線の担当営業所とする(業務交換)。
- 1983年4月5日 大曲営業所と業務を交換し、路線担当営業所(主に郊外路線、日航連絡バス)となる。
- 1994年10月14日 市営地下鉄東豊線の延長開業に伴う路線整理により、停留所名を「月寒営業所」と変更。
- 1998年12月1日 月寒営業所が再度貸切バスの担当営業所となる。(それまで担当していた市内路線は西岡・大曲の各営業所、都市間路線は札幌北営業所へ転籍)
- 2001年12月1日 停留所名称を「月寒東1条19丁目」に変更。
[編集] 担当していた路線(1998年11月30日当時)
◎現在西岡営業所が担当している路線
番号 | 路線名 | 起 点 | - | 経 由 | - | 終 点 |
---|---|---|---|---|---|---|
福84 | 羊ヶ丘線 | 福住駅 | - | 福住3条9 羊ヶ丘展望台 |
||
89 | 札幌駅前(さっぽろ東急百貨店前) | - | 平岸駅 | - | 福住3条9 | |
101 | 空沼線 | 札幌ターミナル | - | 南22条橋 | - | 空沼二股 空沼登山口 |
真101 | 真駒内駅 | - | ||||
102 | 滝野線 | 札幌ターミナル | - | 南22条橋 | - | 厚別の滝 滝野すずらん公園 |
真102 | 真駒内駅 | - | 芸術の森センター サンブライト真駒内 厚別の滝 滝野すずらん公園 |
|||
103 | 札幌ターミナル | → | 西11丁目 | → | 厚別の滝 | |
真104 | 真駒内線 | 月寒営業所 福住駅 |
- | 真駒内駅 | ||
- | 札幌支笏湖線 | 札幌駅前ターミナル | - | 南22条橋 | - | 支笏湖 |
◎現在大曲営業所が担当している路線
番号 | 路線名 | 起 点 | - | 経 由 | - | 終 点 |
---|---|---|---|---|---|---|
96 | 柏葉台団地線 | 札幌ターミナル | - | 桂台団地 | - | 柏葉台団地(現:柏葉2) |
福96 | 福住駅 | |||||
福97 | 福住駅 | - | 里塚中央 | - |
◎現在札幌北営業所が担当している路線
番号 | 路線名 | 起 点 | - | 経 由 | - | 終 点 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 空港連絡バス (千歳空港線) |
札幌都心部 | - | 地下鉄福住駅 | - | 新千歳空港 |
- | 地下鉄大谷地駅 | - | ||||
※現在、大谷地発着便は平岡営業所担当。 | ||||||
- | 苫小牧支笏湖線 | 苫小牧 | - | 支笏湖 | ||
※現在廃止。 | ||||||
- | 高速とまこまい号 | 札幌駅前ターミナル | - | 地下鉄大谷地駅 | - | 苫小牧駅前 苫小牧フェリーターミナル |
- | 高速のぼりべつ号 | 札幌駅前ターミナル | - | 地下鉄大谷地駅 | - | 登別ターミナル |
- | 高速むろらん号 | 札幌駅前ターミナル | - | 登別駅通 | - | 室蘭ターミナル |
- | オーシャンドリーム (函館号) |
札幌 | - | 函館 |
※現在と路線形態が異なるものもある。
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