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旧北区 Palearcticは、生物地理区の一区分である。
ユーラシア大陸のヒマラヤ山脈以北の領域(言い換えれば、南アジア・東南アジアをのぞいた全域、東アジア、中央アジア、ヨーロッパを含む)、およびアフリカ北部(サハラ砂漠以北)の広大なエリアである。 面積は、5410万 km²。
日本は、トカラ列島と奄美諸島の間の渡瀬線を境に、北が旧北区、南が東洋区に含まれる。
区内は、亜熱帯・温帯・亜寒帯・寒帯と多彩で、また四季の変化がはっきりしている。
旧北区の代表的な動物として、ラクダ、ヒツジ、ウマ、ノガン等がある。