新ゴーマニズム宣言スペシャル・沖縄論
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『新ゴーマニズム宣言スペシャル・沖縄論』(しんごーまにずむせんげんすぺしゃる おきなわろん)は小林よしのり著の漫画作品。琉球王朝から戦後の米軍占領・日本復帰にいたるまでの沖縄の歴史を描く。特に米軍占領下の沖縄や現状の沖縄に関する記述では、沖縄県民の苦難や抵抗をシンパシーをもって描くともに、沖縄にあまり関心を払ってこなかった日本本土に対しても厳しい批判を投げかけている。2005年6月小学館より刊行。隔月誌『SAPIO』に連載された分と書き下ろしより構成されている。
[編集] 反響
- 2005年7月3日付『しんぶん赤旗』の書評コラムで取り上げられる。
- 2005年8月発売の隔月誌『表現者』の書評コラム(宮里立士執筆)で取り上げられる。
- 2005年8月14日、「小林よしのりを沖縄に呼ぶ会」(会長高里洋介)主催で著者の講演会が行われた。『SAPIO』2005年9月28日号によれば集まった観客は約1300人、沖縄タイムズによれば1200人が集まったとされる。那覇市で同時刻に行なわれた「日本の潮流と沖縄の戦後六十年」の参加者は100人と、明暗が分かれた。講演では、現在の沖縄の同調圧力の強さ、中国共産党による、チベットへの侵略、台湾への恫喝などを語り、「自国内で平和平和と言ってて、それで平和が来ますか?」と問いかけた。沖縄からみれば一方的な解釈とされ、船内で眠っている小林がたたき起こされ、厳しく詰問されたり、取材協力者に圧力がかかり、名前を絶対に出さないで下さいと言われ、沖縄論に登場した人物にも圧力がかかるなど、風当たりは厳しい。
[編集] 関連人物
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