敬満神社
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敬満神社 | |
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所在地 | 静岡県島田市阪本4054-1 |
位置 | -- |
主祭神 | 敬満神 |
社格等 | 式内社(名神大)・郷社 |
創建 | 垂仁天皇26年 |
本殿の様式 | 一間社流造 |
例祭 | 10月15日 |
主な神事 | -- |
敬満神社(けいまんじんじゃ)は、静岡県島田市にある神社である。「敬満」は「きょうまん」とも読む。式内社(名神大社)で、旧社格は郷社。
目次 |
[編集] 祭神
現在の祭神は「敬満神」(けいまんのかみ)である。明治以降、祭神を少彦名命としていたが、昭和13年に敬満神に訂正された。元々の祭神はこの一帯に勢力を持った秦氏の祖の功満王であるとする説もあるが不詳である。
[編集] 歴史
社伝では垂仁天皇26年の創建と伝えられる。文徳天皇実録・日本三代実録に記載があり、延喜式神名帳では名神大社に列している。最終の神階は正四位下で、遠江国内では最高位である。徳川幕府から社領を寄進されるなど、皇室・武家からの信仰も受けた。
明治6年に郷社に列せられ、後に神饌幣帛料供進神社にも指定された。昭和21年1月、政府より県社となる資格のある旨の認定があったが、その年の2月に社格制度が廃止された。
[編集] 社殿
現在の本殿は天保3年(1832年)に作られたものである。
境内社に水神社、境外末社に大楠神社がある。大楠神社は式内小社・大楠神社の比定社であるが、明治44年に当社に合祀された。
[編集] 外部リンク
- 敬満神社(玄松子)
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