戸矢学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
戸矢 学(とや まなぶ、昭和28年(1953年)-)は、日本の神道家。埼玉県出身。埼玉県立熊谷高等学校、國學院大学文学部神道学科卒。経営コンサルタント。神社本庁神職明階の資格を持ち、楡山神社権禰宜。食サイト「考えるパン」編集長。
神道の立場から「陰陽道」を研究し、日本史上の顕在化した事象との関わりを逐次検証することで新たな論点を提示。とりわけ、古神道の「清め」「祓え」の思想が、天武天皇以後、明治維新まで千数百年にわたって陰陽道によって担われ、維新以後ふたたび神道に戻ったことを指摘。以後、現在まで天皇の祭祀──たとえば四方拝など──は、陰陽道の血脈を継承する“現代神道”であるとの独自の学説を標榜する。また、安倍晴明以来、太陽系の惑星配置によって、地震を始めとする天変地異の予測が行われていたとする説の(呪術的ではなく)科学的検証に取り組もうとしている。
[編集] 著書
- 『陰陽道とは何か』PHP研究所(2006)
- 『日本風水』木戸出版(2005)
- 『卑弥呼の墓』AA出版(1996)
他
カテゴリ: 神道関連のスタブ項目 | 神道に関連する人物 | 1953年生