愛知県立刈谷高等学校
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愛知県立刈谷高等学校(あいちけんりつかりやこうとうがっこう)は、愛知県刈谷市にある県立高等学校。多くの生徒が東京大学や京都大学、名古屋大学を始めとした国立大学へと進学する地域屈指の進学校である。略称は刈高(かりこう)。
1919年(大正8年)4月 開校時に初代校長である羽生隆がイギリスのイートン校をモデル校とし、当時とても盛んであった野球を禁止しサッカーを奨励したとされている。その影響もあり、現在もサッカー部は全国レベルであり、過去には全国高校サッカー選手権大会に19度(準優勝2回、3位2回)、国民体育大会に11度(優勝2回、3位1回)出場するなど、輝かしい成績を収めている。また、1988年(昭和63年)から正式にイートン校と交換留学などの交流を行っている。
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[編集] 設置学科
- 全日制課程 普通科(定員360人/学年)
[編集] 沿革
[編集] 校訓
- 質実剛健
自分を飾ることを気にせず、自分の真の心を鍛えるという意味
[編集] 所在地
- 愛知県刈谷市寿町5-101
[編集] 主な出身者
- 石川忠司(豊田自動織機取締役会長)
- 竹中登一(アステラス製薬代表取締役社長)
- 日高義樹(国際ジャーナリスト)
- 都築譲(政治家)
- 武藤芳照(東京大学大学院 教育学研究科 教授、整形外科・身体教育学)
- 小山勝二(京都大学大学院 理学研究科 教授、宇宙物理学)
- 竹内芳美(大阪大学大学院 工学研究科 教授、生産加工システム)
- 後藤繁雄(名古屋大学 名誉教授、分子反応プロセス)
- 多和田眞(名古屋大学大学院 経済学研究科 教授、国際経済学)
- 宮崎青爾(岐阜大学 名誉教授、医学)
- 服部九二雄(鳥取大学 教授、コンクリート工学)
- 加藤謙一(宇都宮大学 教育学部 助教授、カリキュラム開発学)
- 太田幸夫(多摩美術大学デザイン学科 教授、ピクトグラムデザイン、非常口の世界共通デザインを行った)
- 外山滋比古(英文学者、「全日本家庭教育研究会」総裁。)
- 酒井雄二(ゴスペラーズ)
- 河原温(画家)
- 内藤誠(映画監督)
- 高橋英辰(サッカー日本代表元監督 1957年,1960年~1962年)
- 高野鎮雄(日本ビクター元副社長、「VHSの父」)
- 楠大史(海洋証券社長(沖縄経済特別区))