広田照幸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
広田 照幸(ひろた てるゆき、1959年 - )は日本の教育社会学者。広島県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士。専門は、教育社会学、教育史、社会史。
南山大学助教授、東京大学大学院教育学研究科教授を経て、2006年10月より日本大学文理学部教授。 安倍政権が行おうとしている教育基本法改正案に批判的。不登校やイジメ、凄惨な事件等は日本だけの問題ではなく先進国共通の問題であり、日本の教育だけが問題視されるのは不当だとする。教育再生会議は「最初に答えありき」で、実のある議論は期待できないとこき下ろす。
[編集] 著書
- 「「愛国心」のゆくえ―教育基本法改正という問題」世織書房、2005
- 「教育不信と教育依存の時代」紀伊國屋書店、2005
- 「教育 思考のフロンティア 」岩波書店、2004
- 「教育には何ができないか―教育神話の解体と再生の試み」春秋社、2003
- 「〈理想の家族〉はどこにあるのか?」教育開発研究所、2002
- 「教育言説の歴史社会学」名古屋大学出版会、2000
- 「日本人のしつけは衰退したか―「教育する家族」のゆくえ」講談社現代新書 (1448)、1999
- 「陸軍将校の教育社会史:立身出世と天皇制」世織書房、1997
カテゴリ: 日本の社会学者 | 教育学者 | 1959年生 | 人名関連のスタブ項目