広島電鉄宇品線
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広島電鉄宇品線(ひろしまでんてつうじなせん)は、広島電鉄が保有する軌道路線である。途中の広電本社前に車庫がある。宇品二丁目より先は安全地帯が短い電停があり、連接車(3両、5両編成の車両)ではドアがホームにかからない車両がある。
目次 |
[編集] 路線データ
[編集] 運行形態
- 1号線
- 原則、広島駅~紙屋町東~広島港の系統で運行
- 宇品線を通る区間は、紙屋町東~広島港間
- 原則、3・5連接の電車で運行される。
- 朝・夜は1車両(単車)も運行される。
- 3号線
- 原則、広電西広島~紙屋町西~広島港の系統で運行
- 宇品線を通る区間は、紙屋町西~広島港間
- 原則、1車両(単車)で運行される。
- 平日の朝ラッシュ時は3連接の電車も運行される。
- 7号線
- 原則、横川駅~紙屋町西~広電前の系統で運行
- 宇品線を通る区間は、紙屋町西~広電前間
- 原則、1車両(単車)で運行される。
- 平日の朝・夕ラッシュ時は3連接の電車も運行される。
[編集] 歴史
- 1912年(大正元年)11月23日 紙屋町~鷹野橋~御幸橋西詰(現在の御幸橋)間が開業。
- 1915年(大正4年)4月8日 御幸橋東詰(のちの専売局前、その後廃止)~向宇品口(現在の元宇品口)間が開業。御幸橋西詰~御幸橋東詰間は徒歩連絡。
- 1919年(大正8年)5月25日 御幸橋西詰~専売局前(後に廃止)間が開業。徒歩連絡解消。
- 1935年(昭和10年)12月27日 専売局前~向宇品口(現在の元宇品口)間ルート変更。
- 1951年(昭和26年)4月1日 向宇品口~宇品(初代)間が開業。
- 1967年(昭和42年)10月1日 宇品電停(2代目)移転。0.2km延長。
- 2001年(平成13年)4月10日 広島駅前~本通間の運賃を期間限定で120円に値下げ(当初の半年間の予定を1年間に延長し2002年(平成14年)4月9日まで実施された)。
- 2001年(平成13年)11月1日 向宇品口、宇品電停の名称をそれぞれ元宇品口、広島港に変更。
- 2002年(平成14年)8月31日 宇品五丁目電停~海岸通電停間の競輪場入口(臨)電停を廃止し、海岸通電停を0.1km宇品五丁目寄りに移転。
- 2003年(平成15年)3月29日 広島港電停(3代目・現在の電停)移転。0.2km延長。
[編集] 電停一覧
系統 | 番号 | 電停 | 接続路線 |
---|---|---|---|
1,2,6 2,3,6,7 |
M9 | 紙屋町東 紙屋町西 |
広島電鉄:本線 広島高速交通:アストラムライン(県庁前駅) |
1,3,7 | U1 | 本通駅 | 広島高速交通:アストラムライン |
U2 | 袋町 | ||
U3 | 中電前 | ||
U4 | 市役所前 | ||
U5 | 鷹野橋 | ||
U6 | 日赤病院前 | ||
U7 | 広電本社前 | ||
1,3 | U8 | 御幸橋 | |
1,3,5 | U9 | 皆実町六丁目 | 広島電鉄:皆実線(比治山線) |
U10 | 広大附属学校前 | ||
U11 | 県病院前 | ||
U12 | 宇品二丁目 | ||
U13 | 宇品三丁目 | ||
U14 | 宇品四丁目 | ||
U15 | 宇品五丁目 | ||
U16 | 海岸通 | ||
U17 | 元宇品口 | ||
U18 | 広島港 |