巡査長
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巡査長（じゅんさちょう 英語Senior Police Officer）は、日本の警察における階級的呼称（職位）の一つ。巡査部長の下位にあたる。
[編集] 概要
警察法に定められた正式な階級ではなく、「巡査長に関する規則」（昭和42年国家公安委員会規則第3号）に規定された階級的職位である。階級章は巡査とは別の（星が多いなど巡査より格上であることを示す）ものが用いられ、俸給（給与）の級も巡査より上になるが、厳密には巡査に属する。明示的に表現する場合は「巡査長たる巡査」、辞令等の正式文章では「巡査長○○県巡査」と表記される。また、司法警察職員として捜査書類等に記名する際は、司法警察員に指定されている場合を除き「司法巡査」の呼称を用いる。巡査の階級にある者のうち、一定期間の勤務を経験して優れた指導力を認められたものが、選考を経て巡査長に任命される。通常の係員としての業務のほか、巡査長でない巡査の指導等にも当たる。
「巡査長に関する規則」では、勤務成績が優良であり、かつ、実務経験が豊富な巡査のうち下記の要件のいずれかに該当する者が選考により巡査長に選考される。
都道府県警察における選考の基準も、概ね上記に準じて都道府県公安委員会の規則で定められている。
[編集] 関連項目
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