山川豊
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山川豊(やまかわ ゆたか、1958年10月15日 - )は、演歌歌手である。三重県鳥羽市石鏡町出身。
漁師演歌の最高峰、鳥羽一郎の実弟としても知られる。「函館本線」(1981年)にてデビュー。新人賞を総なめした。(近藤真彦と同期)
以来、「放浪ごころ」(1982年)、「港酒場」(1987年)、「途中下車」(1994年)などなど、旅情感募る味わいソングで多くの人情派ピープルから熱い支持を集めているようだ。また、高身長、筋肉隆々の痩せ型、幅広肩、そして何より小顔でジャパニーズ・ダンディズムをギュッと凝縮したかのようなルックスも大きな魅力。
2006年3月に「笑っていいとも」のテレフォンショッキングに出演した際、「最近社交ダンスに嵌っており、現在取得の更に上級の資格取得の為に奮闘している」との事。
クイズ!ヘキサゴンIIでは、珍解答を連発している。また、稀に問題を聞き逃すこともあり「何?」「もういっぺん問題読んで」と言う。「クイズ$ミリオネア」(2006年12月7日放送)でも、つまらない昔話でお茶を濁した挙句、早々とライフラインを使用後、 10問目の日本史問題、大阪夏の陣で、豊臣氏を滅ぼしたのは武将を、徳川家康を選択しないで上杉謙信を選んで終了する「不勉強」ぶりを披露して撃沈した。
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[編集] プロフィール
- 本名 木村春次
- 血液型 B型
- 出身地 三重県鳥羽市石鏡町
- 身長178cm
- 趣味 ギター、ボクシング
- デビュー 1981年
- デビュー曲 「函館本線」
- 取得ライセンス
- ガス溶接技能者
- ボクシングC級トレーナー
[編集] 主な作品
- 函館本線
- 夜桜
- 面影本線
- 逢えてよかった
- 港のブルース
- 流氷子守歌
- 愛待草より
- アメリカ橋
- 酒は男の子守歌
- 酒場のろくでなし
- 男のららばい
- 泣かないで
- 途中下車
- おふくろよ
- 夕日の街角
- 海峡本線
- わかれ雪
- 雪舞橋
- ときめきワルツ
- 哀愁の街に霧が降る
- しぐれ川
- きずな
- 友情(とも)
[編集] 備考
- 当初、山川 豊という芸名でのデビューは予定されていなかった。同じ事務所で先輩である橋幸夫のマネージャーが、山川のデビュー直前に階段から落ちて転落死したため、亡くなったマネージャーを哀悼する形で、マネージャーの名前である「山川 豊」という名前を、そのまま山川が芸名として名乗ってデビューすることになり、今日に至る。