山崎製パン
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
略称 | 山崎、ヤマザキ、ヤマザキパン、山パン |
本社所在地 | 101-8585 東京都千代田区岩本町3-10-1 |
電話番号 | 03-3864-3111 |
設立 | 1948年6月21日 |
業種 | 食品 |
事業内容 | パン・菓子・米飯類等の製造・販売など |
代表者 | 代表取締役社長 飯島延浩 |
資本金 | 110億1414万3000円(2005年12月31日現在) |
売上高 | 単体:5650億2500万円 連結:7375億3000万円 (2005年12月期) |
従業員数 | 単体:1万6120人 連結:2万1021人 (2005年12月31日現在) |
決算期 | 毎年12月31日 |
主要株主 | 飯島興産株式会社6.8% 財団法人飯島記念食品科学振興財団5.6% |
主要子会社 | ヤマザキ・ナビスコ株式会社 株式会社ヴィ・ド・フランス 株式会社デイリーヤマザキ |
関係する人物 | 飯島藤十郎(創業者) |
外部リンク | http://www.yamazakipan.co.jp/ |
山崎製パン株式会社(やまざきせいぱん)は、東京都千代田区に本社を置く、日本最大手の製パン業者である。東証第1部に上場、証券コードは2212である。英文名称は、Yamazaki Baking Co., Ltd.。一般には「ヤマザキパン」で知られている。
パン製造工場のアルバイトや、コンビニなど小売店の従業員には、「山パン」と呼ばれることが多い。
東南アジア諸国では、惣菜パンの代名詞として「ヤマザキ」と呼ぶ。
青森県では工藤パン、秋田県ではたけや製パンに一部商品を製造・販売を委託しているため、両県ではそれぞれ地元メーカーの商品として扱われる。ただし、青森県にも山崎製パンの十和田工場もあることから、山崎ブランドの商品も存在し、全国向けのCMも放送されている。
(※なお、十和田工場は山崎製パンが地元製パン会社「栄作堂」を吸収合併したため、栄作堂の工場を十和田工場として稼動したものである。)
また、四国地方では一部商品の製造を子会社の「高知ヤマザキ」(高知県高知市)に委託している。
目次 |
[編集] 沿革
1948年、千葉県市川市で飯島藤十郎が前身となる「山崎製パン所」を開設し、当時は配給小麦をパンに加工して加工賃をもらう委託加工を中心に展開した。1949年から一般消費者に向けた和菓子、洋菓子の製造を開始。1955年には、ナイロンで包装したスライス食パンを商品化した。
その後1970年10月にはアメリカ合衆国のナビスコ社(現・クラフトフーズ ただし同社との提携は現在解消)、日本の商社・日綿実業(ニチメン=現在の双日)と合弁でスナック菓子会社「ヤマザキナビスコ」を設立。1977年にはコンビニエンスストアーの直営店「サンエブリー」(その後「ヤマザキデイリーストアー」と統合し、現在の「デイリーヤマザキ」となる)を設立するなど、パン以外の多角的経営にも挑戦、成功を収めている。
[編集] 広報活動
[編集] テレビ・ラジオ提供番組
放送時間はJST表記。
- 日本テレビ:『世界一受けたい授業』(土曜日19:57~)
- 日本テレビ:『ズームイン!!SUPER』(月曜日~金曜日5:20~6:30、関東ローカル)
- テレビ朝日:『土曜ワイド劇場』(土曜日21:00~)
- テレビ東京:『セサミストリート』(日曜日9:00~)
- テレビ東京:『日高義樹のワシントン・リポート』(不定期、概ね月1回日または、土16:00~)
- bayfm:『YAMAZAKI DELICIOUS WIND』(日曜日12:00~、DJ:大桃美代子)
- Kiss-FM KOBE:『YAMAZAKI LUNCH TIME SMILE』(月~金12:00~)
- ZIP-FM:『YAMAZAKI SUNDAY SOUND DRIVIN'』(日曜日11:45頃~)
- 文化放送:『吉田照美のやる気MANMAN!』(平日12:57~)内、「ヤマザキやるMANリクエスト」
- TBSラジオ:『大沢悠里のゆうゆうワイド』(月曜日~金曜日8:30~13:00)内ヤマザキ伝言大賞
- TBSラジオ:『豊田綾乃 プレシャスサンデー』(日曜日5:00~8:20)内こども音楽コンクール
- TBSテレビ:『ヤマザキ新春スポーツスペシャル』(ニューイヤー駅伝・全日本実業団駅伝)特別協賛・冠スポンサー
- TBSテレビ:『関口宏の東京フレンドパークII』(月曜日18:55~19:54)
[編集] 歴代CM出演タレント
[編集] 関連子会社
- ヴィ・ド・フランス
- 秋田いなふく米菓
- ヤマザキナビスコ
- サンロイヤル旭川 ※以前は外食大手のとんでんグループで、ブランドは「デンマルク」だった
- イケダパン
- サンデリカ
- 高知ヤマザキ
- ヤマザキデリカ
- デイリーヤマザキ
- 東ハト
- 末広製菓
ほか
[編集] 臭素酸カリウム問題
1992年、国際連合食糧農業機関FAOと世界保健機関WHOの合同委員会であるコーデックス委員会(CODEX ALIMENTARIUS COMMISSION)が臭素酸カリウムの発癌性(イニシエーターおよびプロモーター)を発表したことを受け、厚生省は山崎製パンの商品に臭素酸カリウム溶液を用いることを控えるよう要請し、同社はこれにしたがって使用を自粛した。
その後、2003年に厚生労働省による臭素酸カリウムの分析精度が向上したことに伴い、正常の製パン工程を遵守した場合に加熱後のパンから測定限界で臭素酸カリウムの「残存が検出されない」(「残存ゼロ」とは表記しない)ことを理由に、翌2004年より一部商品の製造に臭素酸カリウム溶液を用いたものを販売再開した。 (詳細は山崎製パン公式サイトの記述[1]を参照。)
一方で、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議「FAO/WHO Joint Expert Committee on Food Additives (JECFA)」は、山崎製パンが臭素酸カリウムの使用を発表した後も「(臭素酸カリウムの)使用は適切でない」という評価を変えていない。(JECFA指定添加物評価表[2]を参照。)これは、臭素酸カリウムの100%除去が保証できない以上、製造工程での使用も認められないという意味である。
[編集] シンボル
トラックの車体に描かれている子供がシンボルとして知られる。実在の人物で、スージーちゃんという女の子。1966年に登場し、当時東京在住で3歳だったという。従って1963年頃の生まれということになる。
[編集] 関連項目
- ヤマザキショップ
- 東京ディズニーランド - オフィシャルスポンサー。毎年秋になるとパスポートチケットが抽選であたる、クローズド懸賞を行っている。
- イケダパン - 鹿児島、宮崎、大分でパン・惣菜等を製造と販売をする食品会社。
- ランチパック