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山室 恭子(やまむろ きょうこ、 1956年 - )は、日本の歴史学者。東京工業大学教授。専門は日本近世史。東京都出身。
1979年、東京大学文学部を卒業。東京大学大学院人文科学国史学研究科博士課程修了。1982年より東京大学史料編纂所助手。1993年、東京工業大学助教授となり1998年より現職。
1991年、著書『中世のなかに生まれた近世』でサントリー学芸賞(思想・歴史部門)を受賞している。
[編集] 著書
- 『中世のなかに生まれた近世』(吉川弘文館、1991年)
- 『黄金太閤―夢を演じた天下びと』 (中央公論社、1992年)
- 『群雄創世紀―信玄・氏綱・元就・家康』(朝日新聞社、1995年)
- 『黄門さまと犬公方』 (文芸春秋、1998年)
- 『歴史小説の懐』 (朝日新聞社、2000年)