奥出雲おろち号
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奥出雲おろち号(おくいずもおろちごう)は、JR西日本が木次線で4月から11月までの土・日・祝日及びゴールデンウィークと夏休み並びに紅葉シーズンに運転する臨時のトロッコ列車である。島根県内を午前中に出て、夕方前には戻ってくるダイヤ設定ゆえに広島県側からのアクセスには不便であるため、夏休み期間中は土曜日限定で「奥出雲だんだんおろち号」として、さらにもう1往復運転されている。
2005年度の利用者総数は、19,770人(前年度比1,517人増)あり、1998年の運行開始以来最高であった。
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[編集] 沿革
- 1998年4月 木次駅~備後落合駅間に臨時快速「奥出雲おろち号」運行開始。
- 2002年7月 日曜・祝日に松江駅までの延長運転を開始。松江駅~木次駅間は全車自由席。延長区間の停車駅は玉造温泉駅・宍道駅~木次駅の各駅。
- 2004年7月 夕刻を走る「奥出雲だんだんおろち号」運行開始。
- 2004年11月 「奥出雲おろち号」が3日間のみ芸備線の三次駅まで延長。
- 2005年4月 松江駅~木次駅間延長運転列車の停車駅に来待駅を追加。
- 2005年11月 広島駅に初めて乗り入れ(日本旅行主催旅行の、「トロッコ列車で行く木次線の紅葉と皆生温泉」によるもの)。
[編集] 運転概要
木次線:木次駅~備後落合駅間(1往復)
[編集] 使用車両
- 客車
- 12系客車2両
- 牽引機関車
[編集] ギャラリー
[編集] 外部リンク
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