大阪ほんわかテレビ
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大阪ほんわかテレビ(おおさかほんわかテレビ)は、よみうりテレビで毎週日曜日夜10:30-11:30に現在放送中の関西ローカルの情報バラエティ番組。1993年6月6日にスタートした。
6月6日という中途半端な時期にスタートしたのは、事実上の前番組である「超近未来遭遇!! どーなるスコープ」が前年末で急遽打ち切りとなったため、その準備などに時間がかかったことによる。
放送内容は、関西向けのおすすめスポット・旅・映画・食などの情報紹介である。 「仁鶴の話のネタ」を除く全てのコーナーで、出演者はコメディーコーナーの設定で出演する。
当初、番組前半は大阪ガスの一社提供であったが、現在は後半のスポンサー枠と統合され、大阪ガスを筆頭とする複数社による1時間通しの提供となった。(但し大阪ガスのオープニングアイキャッチ映像は放送されている)
長年関西ローカルでの放送で、他の日本テレビ系列局や、関東地方のU局では放送されていないが、2006年4月より三重県の独立UHF局、三重テレビでもネットされるようになった。
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[編集] 出演者
コメディーコーナーの企画(設定)の変更とともに出演者も交代するが、笑福亭仁鶴と間寛平は番組開始当初より出演。 桂南光および一部リポーターは少なくとも「ほんわかハイツ」の頃から出演している。
[編集] 現在の出演者
- 笑福亭仁鶴 - 岡本 仁左衛門・米屋の店主、ほんわか商店街の会長
- 間寛平 - 間かん・和菓子店はざまやの女将
- 桂南光 - 喫茶サザンライトのマスター(情報喫茶店担当)
- 南光(みなみ・ひかる)という役名があり、ほんわかハイツ時代はコメディーコーナーにも出演していた。現在は役名はクレジットされていない。
- 大竹まこと - ソルボンヌ大竹・花屋の店長
- 笑福亭笑瓶 - 間正平・かんの息子、はざまやの店主
- ほんこん - 蔵野・米屋の住み込み店員で、地元に妻子を残して出稼ぎに来ていると言う設定がある。最近に入ったレギュラーでは珍しく「ほんわか国勢調査(ほんこん調べ)」という単独コーナーをもっている(このコーナーがひらがなに改名するきっかけにもなっている)。
- 島崎和歌子 - 和歌子・はざまやの店員
- 中川家 - はざまやの居候
- 武内由紀子-リポーター(ええとこお出かけ隊担当)
- 磯部公彦-リポーター(ええとこお出かけ隊担当)
- 森たけし(よみうりテレビアナウンサー) - 喫茶サザンライトの店員、リポーター(情報喫茶店担当)
- ビッキーズ-リポーター(ほんわか調査団担当)・昼ごはんでっせ~ ナレーター(須知だけ)
- 熊谷奈美 - 喫茶サザンライトの店員、リポーター(情報喫茶店担当)
- 服部美貴 - リポーター(準レギュラー)
[編集] 過去の出演者
- 桂ざこば
- 大平サブロー
- 円広志
- 林家こぶ平(現・林家正蔵 (9代目))
- そのまんま東
- 田代まさし
- 和泉修
- 梶原真弓
- 山田花子
- 鳥越マリ
- 宮前真樹
- 立原啓裕
- 吉田ヒロ
- 雨上がり決死隊
- シャンプーハット
- フットボールアワー
- 朝凪鈴(元宝塚歌劇団)
- 吉川十和子
- 菊池あゆみ
- 広川太一郎-初代ナレーター。初期に行われた生放送スペシャルでは声だけでなく本人も出演。
[編集] 主なコーナー
- コメディーほんわか商店街(現在のコメディーコーナー)
- コメディーほんわかハイツ(1999年3月まで)
- コメディーほんわか家族(初期のコメディコーナー)
- 情報喫茶店 -新しい物、変わった物、面白い物(人物、場所、技術など多岐にわたる)などを紹介。ちなみに喫茶サザンライトの由来は桂南光の「南光」を英語で読んだだけである。これはスタッフの案らしく、桂南光本人も大変気に入っているらしい。しかし、始まった当初は店の名前の意味がまったくわからなかったらしい。
- 仁鶴の話のネタ -番組当初より放送。中高年向けに、話のネタになるような落ち着いた内容の話題を提供。このコーナーのみ、コメディーの設定ではなく笑福亭仁鶴として出演。
- 昼ごはんでっせ~ -公募で選ばれた一般人が、京阪神の飲食店のランチメニューをレポート。(一度だけ、仁鶴や中川家らがコメディーコーナーの設定で出演したことがあった。)・ナレーターはビッキーズ須知。以前は中川家礼二が担当。
- ええとこお出かけ隊 -関西を中心に、観光スポットや娯楽施設などの紹介。
- 突撃!ほんわか調査団
- ほんわか国勢調査(ほんこん調べ) -ジャンルを問わない日本のさまざまな実態を映し出す・・・という名目で行われているコーナーだが、主に関西の名珍スポットを紹介している。ほんこんが改名するきっかけになったコーナーでもある(後日、改名のきっかけとなった姓名判断士のところに再び訪れたところ、おかげでうれしいほど客が増えたと語っていた)。
- シネマパラダイス -新作映画の紹介
[編集] スタッフ
- 構成 : 佐伯勝、杉村美奈子、二宮一泰、東京コウ塀、湯川真理子、玉田あい子、赤松利恵、岸松香苗、寺本覚
- コメディー脚本 : 吉井三奈子
- 技術 : 藤井義行、平松雅之、井ノ口鉱三
- 音声 : 安井太久也
- 照明 : 廣江貞雄
- オフライン編集 : 寺田勝之
- VTR編集 : 浅地裕夫
- MA : 堀内孝太郎
- 音効 : 中谷誠
- 美術 : 水谷博行
- イラスト : 川田満成
- CG : 高畠彰
- TK (タイムキーパー) : 中嶋多実子
- AD (アシスタントディレクター) : 藤林千絵
- ディレクター : 薮本和可(りぷる)、黒川和樹(JAWS)、吉田長生
- ディレクター・演出 : 竹本輝之
- プロデューサー・総合演出 : 中島恭助
- チーフプロデューサー : 梅田尚哉
- 技術協力 : 映像企画、大阪共立、ハートス、フリー・フォーム・カンパニー、サウンドエフェクト、アエックス、キャミックス、光学堂、MABU
- 美術協力 : グリーン・アート、つむら工芸、高津商会、東京衣裳、丸善かつら、A・I・C
- スタッフ協力 : 映像企画、オフィスりぷる、クリエイティブ・ジョーズ、グルービン、Jワークス、ブリッジ、ブレーン・トラスト、メガバックス、ワイズビジョン
[編集] 過去のスタッフ
- 構成 : 上田信彦
- 演出 : 村上雅俊
- 総合演出 : 山岸正人
- プロデューサー : 白岩久弥→山西敏之→藤井裕也→尼子大介