大場つぐみ
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大場つぐみ(おおば つぐみ)は漫画原作者。 本名、及び詳細なプロフィールは不明。東京都出身。血液型B型。好きなテレビドラマは『牡丹と薔薇』。
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概要
週刊少年ジャンプに掲載されていた人気漫画『DEATH NOTE』の原作者。集英社の公式発表では新人漫画家とされ、同作品が処女作と思われる。
しかし、過去少なくとも大場つぐみ名義では、ジャンプの新人賞はおろか他社での活動実績もなく、更に『DEATH NOTE』におけるあまりに高いストーリー構成力から、新人作家である事に疑念を抱く者も多く、後述の様に「実際の所は名の知られたベテラン作家の偽名である」等、真偽不明のまま今日に至るまで様々な憶測が持たれている。
大場つぐみの正体
上述のような理由からネット上では、大場の正体を巡って様々な議論が行われており、「全くの新人ではなく過去に実績のあったベテラン漫画家や小説家の別名である」等といった推論がまことしやかに飛び交っている(ガモウひろし説、乙一説、清涼院流水説、宮部みゆき説など。ただし宮部本人は公式HPでその可能性を否定。)。しかしながら、一方ではサブカル雑誌「QJ」(太田出版)のように「全くの新人」とする説も存在する。
このような噂が飛び交う中、2006年5月ABCラジオ『誠のサイキック青年団』(集英社もスポンサーとして参加)内において、「DEATH NOTE」の映画化に絡めた作品紹介がなされた際、出演者で作家の竹内義和は大場の正体に関して、「正体はかなりベテランの大物作家である」、更に「ジャンプ編集部内においてもトップシークレットであり関係者でも真相を知るものは少ない」と語っている。
竹内も名前までは聞かなかったと語っている為、100%真実であるとは断言できないが、同番組のスポンサーの一つが集英社である事、関係者筋からの直情報である事等を考えると、信憑性は高いと思われる。
こち亀にこのエピソードを知ってか知らずか、似たようなエピソードが掲載された。
ガモウひろし説
以上のようなベテラン作家説の最有力候補とされているのは、過去「週刊少年ジャンプ」で『とっても!ラッキーマン』等を連載していた事で知られる漫画家ガモウひろしである。その根拠としては、以下のような理由からである。
- 2005年1月に開催された第4回日本オタク大賞にて、ノンフィクション作家岡田斗司夫と漫画原作者鶴岡法斎から名指しでの証言がなされた。【外部リンク】また2006年6月には木多康昭が早稲田大学で行われたトークライブで、ガモウひろしについての質問に対して「大場つぐみさんですね」と発言している。(ただし、どの人物も発言の根拠や情報元等を示した事がない為、全て真偽不明)。
- 『DEATH NOTE』の第1話において、主人公「夜神月(やがみライト)」が通っている塾が「蒲生(がもう)ゼミナール」となっている他、作中表現に同氏の表現特性が見受けられる。
- 週刊少年ジャンプ内の漫画掲載順が基本的に読者の人気アンケート順であり、後続ほど人気が少なく「×組(バツぐみ)」と一部の関係者から言われており、自身の過去の連載経験から自虐的にペンネームを「大×組→大場つぐみ」としたのではないか(大×組はガモウの同人サークルの名前だったという説もある)。
- ガモウひろしにはミステリー系の漫画作品『僕は少年探偵ダン♪♪』を描いていた経緯がある。
作品
- DEATH NOTE(読み切り版)(週刊少年ジャンプ2003年36号掲載)
- DEATH NOTE (2003年~2006年、週刊少年ジャンプ連載)
DEATH NOTE | |
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作品: | 漫画 - 映画 - アニメ - 小説 - 音楽 |
関連項目: | 登場人物 - 小畑健 - 大場つぐみ |