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cトキ200形は大井川鐵道井川線で使われている貨車。
トキとは名ばかりの自重8,95t・荷重16トンの貨車、今は無き国鉄トキ10形と類似した形状で、1954年(昭和29年)の井川線の全通に備えて一挙に50両が製造され、当時ダム建設で流送が出来なくなった木材を満載して、盛んに大井川本線に乗り入れた。
その後は客車に改造されたり廃車解体され数を減らしているが、2006年現在9両が在籍している。石炭ガラの輸送などにも使用され、その際にはcワフ0形と連結して大井川本線へも乗り入れる。