塩まさる
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塩まさる(しお まさる、本名:塩正吉、1908年2月12日 - 2003年10月16日)は、昭和時代前期を代表する歌手。福島県出身。「軍国子守唄」「九段の母」などのヒット曲で知られる軍歌の第一人者。90歳を超えても歌い続け、現役最年長歌手として長く活躍した。
[編集] 経歴
- 早稲田大学商学部卒業後、千葉鉄道局に勤務
- 1937年 キングレコードから「軍国子守唄」でデビュー。30万枚を売り上げる大ヒットを記録。
- 1938年 「母子船頭唄」をリリース
- 1939年 テイチクに移籍。「九段の母」をリリース。100万枚を売り上げる大ヒット
- 1997年 日本レコード大賞功労賞受賞
- 2003年 老衰にて95歳で死去
- 2004年 キングレコードより、「麦と兵隊/塩まさるメモリアル」が発売された
[編集] ディスコグラフィー
- 「九段の母」
- 「母子船頭唄」
- 「軍国子守唄」
- 「出征兵士を送る歌」
- 「軍国夫婦郵便」
- 「故郷の新聞」
- 「乃木将軍の歌」
- 「皇国の兄弟」
- 「ああシベリアの戦友よ」
- 「転戦回顧」
- 「靖国の戦友に」
- 「従軍手帳から」
- 「戦地から故郷から」
[編集] 主な出演作品(映画)
- 「弥次喜多 名君初上り」(1940年)