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土蔵(どぞう)とは、外壁を土や漆喰などで塗り固めてで建造される、日本の伝統的な建築様式による保管庫、倉庫のこと。主に火災や盗難防止のために建てられた。後に裕福さの象徴として建てられることもあった。現在は、伝統的な外観を生かして、飲食店などの商業施設に転用されることもある。外壁の特徴ある凸凹は、なまこ壁と称される。
[編集] 耐火性能
- 古くは江戸時代の大火、近代では太平洋戦争中の空襲による大火でも、内部に火が回らない事例が多かったことから、耐火性に関しては定評があった。
[編集] 関連項目