国立成育医療センター
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国立成育医療センター(こくりつせいいくいりょうセンター、National Center for Child Health and Development)は東京都世田谷区にある日本の厚生労働省所管の施設等機関である。国立高度専門医療センター(ナショナルセンター)の一つ。
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[編集] 概要
胎児から始まって、新生児、小児、思春期を経て次世代を育成する成人世代、すなわちリプロダクションサイクルに生じる疾患に対する医療と研究を推進する目的で2002年3月に設立された。
病院と研究所とが一体となって、難病に悩む患者や家族に対し、安全性と有効性が充分に検証された高度先駆的医療の提供を行うこと、同時に、小児救急医療、周産期医療を含めた成育医療全般に関しては、チーム医療、継続的医療に配慮したモデルを確立し、これらを全国的に展開することを目的としている。
[編集] 沿革
[編集] 組織
- 運営部
- 病院
- 総合診療部
- 第一専門診療部
- 第二専門診療部
- こころの診療部
- 特殊診療部
- 手術・集中治療部
- 周産期診療部
- 放射線診療部
- 臨床検査部
- 栄養管理部
- 治験管理室
- 医療情報室
- 薬剤部
- 看護部
- 研究所
- 発生・分化研究部
- 小児思春期発育研究部
- 免疫アレルギー研究部
- 成育遺伝研究部
- 母児感染研究部
- 移植・外科研究部
- 薬剤治療研究部
- 成育社会医学研究部
- 生殖医療研究部
- 成育政策科学研究部
- 共同研究管理室
- RI管理室
[編集] 方針
[編集] 病院の方針
病院は、以下の方針を掲げている。
- 最適な医療を提供するためチーム医療を行います。
- いつでも(365日、24時間)、誰にでも開かれています。
- 成育医療に関する救急医療を行います。
- こころの問題に配慮した医療を行います。
- アメニティに配慮した医療を行います。
- 年齢に応じた教育環境を整備します。
[編集] 外部リンク
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