呉景

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呉景（ごけい、? - 203年）は、中国、後漢末の武将。孫堅の妻・呉氏(呉夫人）の弟、呉奮・呉祺の父、呉安・呉纂の祖父。

孫堅のもとで征伐に従い、功績を立て騎都尉に任命される。

孫堅の死により、孫賁と共に袁術の元へ身を寄せる。 袁術が彼を丹陽太守に任命すると、元の丹陽太守周昕を討伐し乗っ取った。 その頃孫策から孫河と呂範を預かり受け、けい県の山中に拠る反乱者祖郎を討った。

揚州刺史であった劉繇に丹陽を追われたため袁術を頼り、督軍中郎将に任命される。 後に孫賁と共に横江津の樊能・于糜、当利口の張英を攻撃したが破れなかった。加勢にきた孫策と共同して長江を渡り、劉繇の軍勢を追いつめるが、牛渚で孫策負傷の報が伝わると、降伏していた反乱者達が再び蜂起したため、それを討伐した。 孫策が江東に渡り劉繇を撃破すると、袁術から劉備対抗策として広陵太守に任命された。

袁術は皇帝を僭称したので群を放棄して孫策に従った。孫策により丹陽太守に任命された。朝廷から揚武将軍を授かり、丹陽太守を兼任した。203年、死去した。