古屋亨
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古屋亨(ふるやとおる、1909年1月6日 - 1991年6月20日)は、日本の元衆議院議員、官僚。元自治大臣兼国家公安委員長。
岐阜県出身。戦前の立憲民政党所属代議士・古屋慶隆の長男。一中、一高を経て、1932年に東京帝国大学法学部法律学科卒業。1934年、同政治学科卒業。同年、内務省入省。
岩手県特高課長、長崎県経済保安課長などを経て、戦後は警視庁保安部長、保安少年部長、経済警察部長、総務部長を歴任。1954年、警視監。1955年、内閣総理大臣官房調査室長に就任。1957年8月に内閣官房内閣調査室に改組され、初代室長に着いた。1962年に総理府総務副長官につき、1966年に退官、弁護士に。翌年、岐阜県第2区から衆議院議員選挙に立候補、衆議院議員に初当選。以後、自治政務次官などを経て、1984年から1985年まで自治大臣兼国家公安委員長に就任した。1990年政界引退。
他に、内外政経同士会など。
衆院議員・古屋圭司は養子(血縁上では甥に当たる)。
- 国家公安委員会委員長
- 第43代: 1984 - 1985
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- 先代:
- 田川誠一
- 次代:
- 小沢一郎