千葉県道6号市川浦安線
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千葉県道6号市川浦安線(ちばけんどう6ごういちかわうらやすせん)は千葉県市川市八幡の国道14号との交点を起点とし、浦安市猫実の千葉県道10号東京浦安線、千葉県道242号浦安停車場線との交点である「浦安駅前」交差点を終点とする主要地方道である。
旧道は行徳街道、現道は行徳バイパス、市川浦安バイパスとも呼ばれる。
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[編集] 起点・終点
[編集] 通過する自治体
[編集] 重複するおもな道路
- 千葉県道283号若宮西船市川線(市川市大和田〜市川市南八幡、「市川インター北側」交差点)
[編集] 接続するおもな道路
現道
- 国道14号(市川市八幡、起点)
- 千葉県道283号若宮西船市川線(市川市大和田)
- 千葉県道6号市川浦安線(旧道)(市川市大和田)
- 千葉県道283号若宮西船市川線(市川市南八幡、「市川インター北側」交差点)
- 京葉道路(市川市鬼高、市川IC)
- 千葉県道6号市川浦安線(旧道)(市川市行徳駅前、「行徳駅入口」交差点)
- 千葉県道50号東京市川線(市川市相之川、「相之川」交差点)
- 千葉県道10号東京浦安線、千葉県道242号浦安停車場線(浦安市猫実、「浦安駅前」交差点、終点)
旧道
- 千葉県道179号船橋行徳線(市川市稲荷木、行徳橋北詰)
[編集] 旧道からバイパス、ラーメン街道へ
昭和30年(1955年)に県道認定された旧道は行徳街道とも呼ばれ、浦安駅前交差点から現道の西側をほぼ並行して走っている。古くは江戸から成田山新勝寺へ向かう参詣客の交通路であり、行徳はその宿場町として栄えた。沿道に点在する古い住宅、伊勢宿と関ヶ島にあるクランクがその過去を今に伝えている。
行徳・浦安地区の開発事業に伴い、現道にあたるバイパスが昭和47年(1972年)に開通。江戸川放水路に架かる4車線の新行徳橋(開通当時は有料)によって、行徳地区から対岸にある市川市中心部へのアクセスが向上した。旧行徳橋も現役ではあるが、非常に幅が狭く大型車同士の離合は慎重を要する。
現道の市川市内は沿道にラーメン店が多く、ラーメン街道の異名を持つ。
片側2車線の道路だが市川市内を中心に違法駐車が多く実質的には片側1車線しか通行できない区間が多い。また、歩道も相当狭い。酷いところでは店舗が歩道はおろか車道までもを陳列場の一部として使用しているため歩行者や自転車が車道にはみ出る事も多い。管轄の行徳警察署は取締りにはあまり熱心ではないため車での走行には注意を要する。中古車屋もラーメン屋と並んで多い。
[編集] 関連
- 無料開放された道路一覧(新行徳橋)
- 千葉県の県道一覧