勝田台駅
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勝田台駅(かつただいえき)は、千葉県八千代市にある京成本線の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅であり、コンコースおよび改札口は地下にある。なお、1番ホームには南口に直接つながる改札口が設けられている。かつては橋上駅舎を有したが東葉高速線開業後に地下化された。
[編集] のりば
- ■ 京成津田沼・高砂・押上・都営線・京急線・上野方面
- ■ 佐倉・成田・東成田(芝山千代田)・成田空港方面
[編集] 駅周辺
周辺は昭和後期頃に開発が行われた住宅街である。駅開設当時は周辺には何もない駅であったが、現在では駅を中心として中規模のマンション・アパートや戸建が密集しているほか、最近は東葉高速線の影響もあり駅から少し離れた地区に大規模なマンションが建設されている。 その一方で、駅周辺の商店は特に国道16号沿い、村上地区のフルルガーデン八千代を初めとする郊外型の大型店舗に客を奪われつつあり、商業の活性化が求められている。八千代市はゾーニング計画等において「京成線沿線の旧市街地の再開発が必要」としているが、現在の所目立った動きは無く、今後の動向が期待される。
- A1出口
- 南口にリブレ京成があり、23時まで(1階のみ)営業している。
- 南口にヨークマート第1号店の勝田台店がある。
- 勝田台アーバンホテル
- 八千代市立勝田台図書館
- 八千代市立勝田台小学校
- エルヴェ学院勝田台南校
- A2出口
- A3出口
[編集] 路線バス
京成バス、東洋バス系列のバス路線が駅より離れた大規模住宅団地などへ伸びており、北口、南口のバスロータリーに各方面からの乗客が集まる。また、北口を中心にスクールバスが運行されており、ラッシュ時間帯には付近の高校(特に生徒数の多い八千代松陰高校)への通学バスを待つ学生の行列が出来る。
- 北口
- 南口
[編集] 利用状況
1日平均乗降人員は2004年度が52,410人、2005年度が51,997人で微減傾向である。 隣接している東葉勝田台駅の乗降客数を合わせると合計で80,000人を超え、八千代市では最多の乗降客数を誇る駅となる。 駅付近の八千代市民のみならず、佐倉市との市境も近い為、佐倉市井野・西志津地域の住民も当駅を利用する。さらに、東葉高速線の運賃の高さを嫌った旧来の村上地区の住民や、上高野地区、千葉市こてはし台地区等からもバスや自転車等を利用し当駅までやって来る。また、付近には高校が多く(県立八千代高校、八千代松陰高校、千葉英和高校等、当駅から徒歩、自転車或いはバス通学となる高校が多い)、これらの高校に通う学生も当駅を利用する。そして、東葉高速線との乗り換え客も存在しており、これらの乗客が集まる為、朝・夕ラッシュ時はコンコース内が通勤・通学客でごった返す。