函谷関(かんこくかん)は、中国河南省新安県にあった関所。初め、戦国時代に秦によって東方の国の侵入を防ぐために作られたが、後の前漢の時代(紀元前144年)に、秦の作った函谷関から東に移した。新しくつくられた方を、函谷新関ともいう。中原から関中に入る上での交通の要所にあり、歴史上多くの戦いが行われ、また故事が生まれた。
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