出羽嵐大輔

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出羽嵐大輔（でわあらしだいすけ、1970年 7月28日 - ）は長崎県対馬市（旧上県郡上県町）出身の元大相撲力士。出羽海部屋所属。本名は須川清。身長184cm、体重188㎏。最高位は西前頭14枚目（1998年7月場所）。

[編集] 来歴

高校時代は柔道部に所属していた。進路に迷っていたがいたため、両国（現・境川親方）を紹介され、卒業後に出羽海部屋に入門。1989年3月場所に初土俵を踏んだ。腰の重さを生かした押し相撲で、着実に番付を上げて行った。幕下上位でやや苦労した時期もあったが、1996年7月場所に十両に昇進。攻めが遅い部分があったが、次第に立会いからの突き押しに磨きが掛かり、1998年7月には新入幕を果たした。1場所で十両に番付を落としたが、1999年1月場所に再入幕。場所前の稽古から体調も万全で期待が掛かったが、場所中に蜂窩織炎を患い途中休場を余儀なくされた。結局再出場したが星が上がらず再び十両に陥落した。以降、十両の土俵が続いていたが、糖尿病を患ってからは精彩を欠く相撲が多くなった。1999年後半から勝ち越すことが出来ず2000年5月場所には幕下に陥落した。幕下でも本来の押し相撲がまったく取ることが出来ず幕下下位に低迷。2000年11月場所に東幕下44枚目の地位で4勝3敗と勝ち越したのを最後に引退した。一時、大阪で板前修業をした。現在は、元・両国の中立親方の勧めで2001年5月から中立部屋（現・境川部屋）のマネージャーを務めている。