体重別階級
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体重別階級(たいじゅうべつかいきゅう、英:weight class)は、主に柔道やボクシングなどの格闘技において、体重によるハンデを解消するために体重の近いもの同士を対戦させるためのルール。「柔よく剛を制す」を旨とする柔道などの伝統武道においては当初この近代スポーツの制度導入に反発があった。
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[編集] 体重別階級制を導入している競技
[編集] 柔道
[編集] ボクシング
最重量級はヘビー級、最軽量級はミニマム級(旧:ストロー級)で、これらを含め全17階級ある。
プロボクシングでは、200ポンド(90.72kg)以上がヘビー級、105ポンド(47.627kg)以下がミニマム級にあたる。
ヘビー級の1階級下はクルーザー級で、ウェイトは175ポンド(79.38kg)~200ポンド(90.72kg)。
ミニマム級の1階級上はライト・フライ級で、ウェイトは105~108ポンド(47.61kg~48.97kg)。
女子の場合、団体によってはミニマム級より下となる102ポンド(46.266kg)以下のアトム級が設けられている場合もあり。
ミニマム級・ライトフライ級・フライ級・スーパーフライ級・バンタム級・スーパーバンタム級・フェザー級・スーパーフェザー級・ライト級・スーパーライト級・ウェルター級・スーパーウェルター級・ミドル級・スーパーミドル級・ライトヘビー級・クルーザー級・ヘビー級
[編集] プロレス
プロレス団体により呼称、体重区分が異なり統一はされていない。どの団体でも概ね100kg以上をヘビー級としている。それ以下の体重は団体によりジュニア(ライト)ヘビー級、クルーザー級など呼称も体重区分も異なる。また、プロレスの場合は身長・体重は自称・公称値であるため、事前の体重計量は行われないことが大半。タイトルマッチ以外は無差別で試合が行われる。
[編集] PRIDE
- 93kg以上 ヘビー級
- 93kg未満 ミドル級
- 83kg未満 ウェルター級
- 73kg未満 ライト級
[編集] K-1
かつてはフェザー級やライトヘビー級も置かれていた。
[編集] K-1 ヘビー級(体重無制限)
- 具体的な制限はないが、だいたい100kg以上の選手が中心。
[編集] K-1 MAX
- 70kg
[編集] HERO'S
- 85kg未満 ライトヘビー級
- 70kg未満 ミドル級
[編集] 関連項目
- パウンド・フォー・パウンド
- 無差別級
- 体重別皇居マラソン大会(毎年6月の最終日曜日開催)
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