佐藤卓己
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佐藤卓己（さとう たくみ, 1960年-）は、日本の社会学者。専門は、メディア論。
広島市生まれ。京都大学文学部卒業。ミュンヘン大学留学を経て、京都大学大学院文学研究科を修了。東京大学社会情報研究所助手、同志社大学文学部講師・助教授、国際日本文化研究センター助教授を経て、現在、京都大学大学院教育学研究科助教授。
2003年、『『キング』の時代』でサントリー学芸賞、日本出版学会学会賞を受賞。 2005年、『言論統制』で吉田茂賞を受賞。
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[編集] 著書
[編集] 単著
- 『大衆宣伝の神話――マルクスからヒトラーへのメディア史』（弘文堂, 1992年）
- 『現代メディア史』（岩波書店, 1998年）
- 『『キング』の時代――国民大衆雑誌の公共性』（岩波書店, 2002年）
- 『言論統制――情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』（中央公論新社［中公新書］, 2004年）
- 『8月15日の神話――終戦記念日のメディア学』（筑摩書房［ちくま新書］, 2005年）
- 『メディア社会――現代を読み解く視点』（岩波書店［岩波新書］, 2006年）
[編集] 編著
[編集] 共編著
- （津金沢聡広）『内閣情報部情報宣伝研究資料』（柏書房, 1994年）
- （津金澤聡廣）『広報・広告・プロパガンダ』（ミネルヴァ書房, 2003年）
- （竹内洋）『日本主義的教養の時代――大学批判の古層』（柏書房, 2006年）
[編集] 訳書
- サム・キーン『敵の顔――憎悪と戦争の心理学』（柏書房, 1994年）
- ゲオルゲ・L・モッセ『大衆の国民化――ナチズムに至る政治シンボルと大衆文化』（柏書房, 1994年）
- ジョージ・L・モッセ『ナショナリズムとセクシュアリティ――市民道徳とナチズム』（柏書房, 1996年）
