伊予鉄道110形電車

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110形電車は、かつて伊予鉄道に在籍していた電車。

元西武鉄道のクモハ151形で、横河原線が電化した1965年から1966年にかけて5両が登場した。

転入の際、西武所沢工場で車体更新を受けている。

700系の入線に伴い1989年に113～115の3両が廃車。

最後まで残った111･112も1994年に廃車された。

番号・旧番号・製造所・製造年・備考（廃車年）

111←西武所沢工場←西武クモハ157 川崎造船所 1928年（1994年）

112←西武所沢工場←西武クモハ153 川崎造船所 1928年（1994年）

113←西武所沢工場←西武クモハ154 川崎造船所 1928年（1989年）

114←西武所沢工場←西武クモハ158 川崎造船所 1928年（1989年）

115←西武所沢工場←西武クモハ151 川崎造船所 1928年（1989年）

[編集] 主要諸元

• 定員 : 120名
• 座席定員 : 48名
• 自重 : 34.0t
• 最大寸法長 : 17050mm
• 最大寸法巾 : 2734mm
• 最大寸法高 : 4146mm
• ボギー中心距離 : 10970mm
• 台車型式 : 住友KS-33L型
• 集電装置 : PS-1型
• 連結器1位 : 密着式自動
• 連結器2位 : 密着式自動（111・114）・棒連（112・113・115）
• 制動装置 : AMM元空気ダメ管式保安ブレーキ付
• 制御装置 : 電磁空気式HL
• 空気圧縮機 : DH-25型

[編集] 関連項目

• 名鉄3790系電車
• 高松琴平電気鉄道890形電車

  本系列と同じく、西武クモハ151形、及び同形のクハ1151形を出自とする。