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企業戦士 (きぎょうせんし) は企業のために粉骨砕身働くサラリーマンをいう。自分自身も家庭をも顧みず上司の命令のままに働く姿を戦場での兵士に例えたものだが、「戦士」ともてはやされ、高度経済成長以降「日本株式会社」の担い手となった。
バブル景気崩壊後、サラリーマンが自身を犠牲にして企業のために働いても簡単にリストラされるようになったり、あるいは企業においても単なる消耗品に過ぎない「戦士」型人材を必要としなくなるなどの社会情勢の変化により、企業とサラリーマンの関係が見直されるのに従い次第に消えつつある。
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