亀井郁夫
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亀井 郁夫（かめい いくお、1933年11月1日 - ）は、平成期の政治家、参議院議員。広島県庄原市出身。弟は衆議院議員で自民党政調会長、建設大臣などを務めた亀井静香（誕生日は1936年の同じ日、ちょうど3歳下となる）。学歴は東京大学法学部卒業。学位は法学士(東京大学)。
| 生年月日 | 1933年11月1日 |
|---|---|
| 出生地 | 広島県庄原市 |
| 出身校 | 東京大学法学部 |
| 学位・資格 | 法学士(東京大学) |
| 前職・院外役職（現在） | 旭化成工業取締役 広島県議会議員 |
| 所属委員会 ・内閣役職（現在） |
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| 世襲の有無 | 世襲ではない |
| 選出選挙区 （立候補選挙区） |
広島県 |
| 当選回数 | 2回 |
| 所属党派（現在） | （自由民主党→） 国民新党 |
| 党役職（現在） | 国民新党副代表 |
| 会館部屋番号 | 参議院議員会館634号室 |
| ウェブサイト | [1] |
目次 |
[編集] 経歴
旧制広島県立広島第一中学校、広島県立広島皆実高等学校を経て、1957年、東京大学法学部卒業後に旭化成株式会社入社する。1983年同社取締役に就任。1986年取締役を辞任。1987年広島県議会議員に初当選。以後二期連続当選。1993年県議を辞職し広島県知事選に出馬するが落選。1998年参議院議員選挙に自由民主党から広島県選挙区で出馬して当選。
郵政民営化法案の参議院本会議採決（2005年8月8日）では反対票を投じて否決となり、「参院の良識はこういう形で示されたと思う」と述べた。法案の否決で首相・小泉純一郎は衆議院を解散。その後の第44回衆議院議員総選挙では実弟で国民新党の亀井静香（広島6区）を支援した。総選挙後の特別国会に再提出された郵政法案の採決においても退席して棄権した。その際、「一応民意が示されたと言われているが、前回否決したのと全く同じ（法案）なら参院をバカにしている」と語った。
郵政民営化関連法案への反対と総選挙での新党参加者（亀井静香）の支援を理由に、10月28日の自由民主党党紀委員会に離党勧告を言い渡されたが、離党勧告処分に対し不服として10月31日、自民党総務会に対して再審査を請求。請求の理由として、(1)郵政民営化法案に党議拘束はかかっていない、(2)衆院選で支援した亀井静香の広島6区に自民党公認候補がおらず、弟に対する支援は党規律を乱す行為とは考えられない――ことなどを再審査請求書に挙げている。
自由民主党広島県支部連合会の会長を務めていたが、総選挙後の9月末ごろより会長としての活動を謹慎していた。離党勧告処分は不当だとしながらも、会長職にとどまることは地元の党員、党友に迷惑を掛けるとし、処分の再審査を請求する事態に至った責任を取って11月2日に桧山俊宏会長代行に会長職の辞任届を提出した。辞職は、あくまでも離党勧告処分の正当性とは別問題であると強調している。
12月8日、自民党総務会は党紀処分の再審査請求を却下した。亀井は離党届を提出せず、除名された。その後、国民新党に入党した。
[編集] 家系
宇多天皇を祖とする宇多源氏の門葉で佐々木氏の一門、亀井氏の出自。 先祖は出雲の戦国大名尼子氏の家老亀井吉助であるとされる。ちなみに津和野藩主亀井氏の末裔である亀井久興の先祖は吉助の弟新十郎(亀井茲矩)である。メディア月刊自由民主11月号(2004年)より。
[編集] 関連項目
[編集] ウェブサイト
- 亀井郁夫ホームページ（停止中）
